駆け足浜松訪問4 井伊谷近くの竜ヶ岩洞(後編)神秘の鍾乳洞と面白資料館

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2018年9月9日(日)、浜松市を訪れる機会があり、午後は2年前に行けなかった竜ヶ岩洞へ。

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竜ヶ岩洞のコウモリ

いよいよ竜ヶ岩洞の入り口へ。入洞料金は、大人1,000円でした。

よく見ると、入り口(虹のアーチ)右側に竜の像がありました。入り口手前には、コウモリの顔ハメも!

柴咲コウさんもやった!と書かれてあります。本当なのかな?

洞窟に入ると、フルーツコウモリが飼育されていました。パラオでは食用にされるコウモリです。

なぜかゲージの中にこうもり傘。面白いです。

幻想的な鍾乳洞

フルーツコウモリのゲージを過ぎると、いよいよ本格的な鍾乳洞。洞窟内の気温は18度だそうです。

洞窟内のマイナスイオン濃度は、1㎤あたり本日40,000個らしいですが、誰がどうやって数えたのかな?

でも「癒しの地底空間」というのは本当でした。幻想的な照明と、不思議な形をした鍾乳石がとても美しい。亀の子滝など、水も豊富に流れています。

昔は、ここは一面の地下水路だったのでしょうか。地下水による浸食の跡です(上)。

「登竜門」という狭い空間には鐘が設置され、願いが叶うための「通り抜け作法」も書かれていました。

急いでいたので、鐘は鳴らしたものの、作法があるとも知らず、願い事もせず、無理やり狭い岩の間をくぐりました。

1981年に発見された竜ヶ岩洞

次に出現したのが「喜びの窓」。

竜ヶ岩山には古くから洞窟があり、地元の子供たちの遊び場所でしたが、一番奥は行き止まりになっており、幅50㎝高さ10㎝の小さな窓があるだけでした。ここは洞窟の行き止まりを示す「怨みの窓」でした。

でもその窓からは風が吹き出し、懐中電灯で照らしてみると、確かに洞窟が続いているように見えました。

そこで1981年6月から、地主の戸田貞雄氏、地元の洞窟愛好家2人が手掘りで洞窟拡張作業を開始し、3日間に及ぶ作業で窓を抜け、鍾乳洞がさらに奥まで続いていることが判明したのです。

彼らが潜り抜けた場所が「喜びの窓」で、その時の様子が再現されていました。

今までいろいろな鍾乳洞に行ったけれど、こんな展示は初めてで、ちょっと驚き&感動しました。

彼らが新しい洞窟を見つけてくれたから、この「ワニの岩」や「大広間」、さらにそれに続く素晴らしい空間を、私たちは今見ることができるのです。

まるで、ピラミッド内部を探検しているような場所(屏風岩)もありました。

御利益がありそうな岩と泉の数々

「マリア観音」(上)と天恵の泉(下)です。

天恵の泉は、洞窟出口の売店で500mlペットボトル1本150円で販売されていますが、ここで飲むこともできるのかな?

「聖母観音」(上)。どれが聖母? マリア観音と聖母観音はどこが違うのかな?

この泉は「長寿の泉」ですが、生水なので、がぶ飲みすると短命になるとの注意書き。

白い鍾乳石が美しい「白蝋(はくろう)の間」です。

黄金の大滝

この洞窟最大の見どころが、黄金の大滝です。

今まで見てきた鍾乳洞では、迫力ある地底河川の流れているものもありましたが、こんなに大規模な滝をまじかで見るのは初めてでした。

落差は約30mで、日本最大級の地底の滝。雨の量によって、滝の水量は変わりますが、水が涸れることはないそうです。

竜宮小僧はどこにいる?

大河ドラマが放映される前、井伊直虎を主人公にした『女にこそあれ次郎法師』という本を読んだことがありました。

「悪家老」小野政次さんは、2人の子供たちと1年ほど洞窟に隠れていたけれど発見され、処刑されるという設定で、その洞窟は竜ヶ岩洞ではないのかな?と思っていました。

また大河ドラマが始まると、第1話では、竜宮小僧を探して洞窟を探していた3人の子供たちが、山伏の死体を発見するというシーンがあり、これは竜ヶ岩洞かな?とも思っていました。

前回のブログで書きましたが、竜宮小僧は、『直虎』のドラマでも(特に最終回ラストシーン)印象的に使われた久留米木の棚田近辺に伝わる物語のようです。

久留米木と竜ヶ岩洞って、ちょっと離れていますが、竜ヶ岩洞には、「竜」「竜宮」という名の岩や空間が多く、竜宮小僧の棲み処になっていてもおかしくないかな?と感じさせてくれました。

上の写真は「竜の腹」です。

石柱の宝から鳳凰の間へ

乳白色の石柱やつららが多くみられるエリア「石柱の宝」。硬い石のはずなのに、なんだか柔らかい、生まれたてのようなソフトな印象でした。

何年かかって、この高さに成長したのかな?

水神様の池。

鍾乳石宮司もいました。

いよいよ人気の「鳳凰の間」へ。ここは通路が狭く、1人ずつしか入れません。

行列に並んで待ち、手早く写真を撮りました。

巨大な鳥の翼のような、クラゲの滝登りのような、とても幻想的な光景です。

並んでも見る価値があると思いました。

日本で初めての洞窟資料館

さて、洞窟から出たところにある「洞窟資料館」は見学無料。

竜ヶ岩洞発見の歴史や、人類と洞窟とのかかわり、洞窟の生物や岩石、化石などが展示されていました。

ここも家族連れを中心に大人気。イラストはなかなか味があり、昔の百科事典みたいで懐かしいです。

竜ヶ岩洞の発見を描いた漫画もありました。読んでみたかったです。

出口近くになった、ちょっとびっくりする展示。空から落ちてきた(カラスの置き土産)モグラだそうです。普通なら、厄介物として、処理されてしまったかもしれません。

「もぐってる場合じゃない!一歩抜け出すモグラ」という展示説明。このプラス思考、見習いたいです。

竜ヶ岩洞のお土産とグルメ

竜ヶ岩洞のお土産は、「天恵の水」以外にも面白いものがありました。私がほしかったのは化石。とても安いようですが(値段は見ていません)、すべて本物だそうです。

洞窟のつらら石に見立てた麩菓子だそうです。これもインパクト大!

井伊直虎関係のお菓子もありました。

私は、評判のジェラートが気になりました。静岡県のバスガイドが選んだ№1アイスだそうです。

「おんな城主アイス」を注文してみました。

甘酒と都田豆腐の豆乳入りで、甘さ控えめ。Sサイズで170円でした。甘酒アイスはおいしいです!

引佐町と浜松の交通 今むかし

昔はこの辺りを、遠州鉄道奥山線という軽便鉄道が走っていたと、ここで初めて知りました。

私たちがバスで往復する道を、昔は列車が走っていたのですね。1964年に全線廃止されました。

奥山には、臨済宗方広寺派大本山の方広寺があり、昔から鉄道の開通が望まれていたそうです。

14:46発の遠鉄バスでJR浜松駅へ。1時間に1~3本のバスですが、それでも軽便鉄道時代よりは。便利になっているのかな?

浜松は自家用車が普及しているようですが、観光客にとってはバスは貴重な交通手段なので、どうか便利になってほしいなと思いました。

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