なぜここにメーテルが?
2024年7月14日(日)、加賀温泉から大阪に戻る途中、まだ福井県の敦賀を訪れたことがない長女の希望で、敦賀で途中下車し、氣比(けひ)神宮や敦賀港方面を観光することにしました。
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この日は朝から雨でしたが、敦賀駅西口から氣比神宮までの徒歩20分弱の道のりは、ほとんどが敦賀駅前商店街のアーケードだったので大助かり。
敦賀も北陸で雪国だから、アーケードが充実してるのかな。北陸新幹線が開通したから、商店街も整備しているのかな、などと思いながら歩いていると
なんだか不思議なモニュメントを発見。どうもどこかで見たような記憶が………
これはもしかして、銀河鉄道999の車掌さん?!
メーテルや星野鉄郎(劇場版『銀河鉄道999』)のモニュメントも! しかもどうやら、ストーリー順に名シーンが並んでいるみたい。それにしても、どうして敦賀に『銀河鉄道999』のモニュメントがあるんだろう? 松本零士先生の出身地でもないし、999始発駅のメガロポリスが敦賀だとも思えない。メーテルと同じくらい、ミステリアスなモニュメントたちでした。
敦賀と銀河鉄道999の共通点
謎を解くカギは、敦賀駅に戻るときに偶然発見した、このモニュメント(もっときれいな写真が、駅前商店街のHPにあり。こちらをご覧ください)の説明版にありました。
戦前、東京とパリを結んだ「欧亜国際連絡列車」は、敦賀港駅を経由していました。銀河鉄道999同様、はるか彼方の目的地に向けて進んでいくということを考えれば、敦賀と銀河鉄道999にはとても大きな共通点があるのです。
これらのモニュメントは、1999年に敦賀港開港100周年を記念して、敦賀駅から氣比神宮に至る商店街(シンボルロード)に設置されたもの。
劇場版『銀河鉄道999』を見た人なら、きっと懐かしくなるシーンばかり(上の写真は時間城とリューズ)。
女王プロメシュームのモニュメントも。来宮良子さんの声が懐かしい。
キャプテン・ハーロックや彼のアルカディア号も。
そして劇場版999のラストシーン。映画をもう一度見たくなりました。
なお、敦賀市コミュニティバスのバス停看板も、松本零士さんがイラストデザインを手掛けられたそうです。これにもびっくり!
『宇宙戦艦ヤマト』のモニュメントも!
実はこの商店街には、『宇宙戦艦ヤマト』のモニュメントもあったのです。
宇宙戦艦ヤマトも、地球から前人未到のイスカンダルへと長い航海をしています。遥かヨーロッパを目指して敦賀港を旅立った人たちも、ヤマトの乗組員たち同様、大なり小なり悲壮感を感じていたのでしょう。
これは、古代君と島君かな?
999やヤマトのモニュメントは商店街の反対側の通りにもあるようなので、今回全てを見ることはできず、尊敬してやまない宇宙戦艦ヤマト沖田艦長のモニュメントもあるかどうか突き止められなかったのですが、ここまで松本零士一色に染まっている商店街はあまりないと思います。松本零士ファンなら、行って後悔しないはず。
懐かしいあの頃の感動が、再びよみがえってきた商店街散策でした。
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