ベーグルの原型を食べていた
2024年12月6日(金)、この日はソウル滞在2日目です。今日の朝食は、長女の希望で私たちのホテル・イビスアンバサダーホテル仁川洞(インサドン)の近くにある、
ロンドンベーグルミュージアムの安国(アングク)店へ。「ベーグル」という食べ物にもあまりなじみはなかったのですが(シニアには認知度が低い)、調べてみるとパンの一種で、パン生地をそのまま焼くのではなく、いったん茹でてから焼き上げるもの。牛乳や卵、バターを使用しないので、他のパンより脂質が低く、ヘルシーでダイエットにもいいとブームになっているのだとか。一般に、ドーナツのようなリング型の形だそうです。
元々は、13世紀ころ(日本だと鎌倉時代前半)、ポーランドのユダヤ人が焼いていたパンが原型なのだとか。それが移民と共にアメリカへも伝わって一般的な朝食用のパンとなり、ヘルシー志向の高まりとともに、日本にも伝わってきたのだとか。
ところで、「ポーランドのユダヤ人が焼いていたパン」と聞いて、思い出したことがありました。私たち夫婦は、以前、ポーランドのクラクフという街のユダヤ人地区で、
「クラクフ式オブヴァジャーネック」という伝統的な食べ物を、屋台で購入して食べたのですが、それがまさに、ベーグルの原型の1つだったのでした。
もう6年ほど前のことなので、きれいさっぱり忘れていたのですが、知らずにベーグルを食べていたのですね。
開店前から大行列! カイロと紅茶の差し入れに感激
この店は、地下鉄3号線安国駅の近くにあり、ホテルからも徒歩15分ほど。
これも全く知らなかったのですが、この店は日本でも広く知られており、「待ち時間だけで2時間待ち」とか「13時までに入店受付をしないと、その日には入店できない」など、恐ろしげな口コミも飛び交っているのだとか。
開店時間は9時です。2時間前に行く根性もなく(ソウルの朝は寒い!)、店の前に着いたのは7:40でしたが、すでにもうこの行列!
ほとんどが若い日本人女性と、その連れの男性で、まるで日本にいるような感覚でした。
日本よりも寒いソウルの朝、このまま1時間20分もずっと震えながら待つのかと思っていたのですが、ありがたいことに
温かい紅茶のサービスや
貼るカイロの無料配布がありました。ありがたい! 日本の店で、こんなサービスはあるのかな?
チラリと見える店内が魅力的!
やがて8時過ぎになると、店の窓が開きました。
開店準備で、キッチンが稼働しているようです。クリスマスシーズンなので、店員さんがサンタ帽子をかぶっているのが可愛いですね。
窓からは、いい香りがしています。キッチンの内装もいい感じですね!(これがロンドン風?) 私たちは8:50頃に店内に案内され、そこで待つことになるのですが、店内の様子や購入したベーグルは、また次回ご紹介します。お楽しみに。
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