『おんな城主直虎』終了! 最後まで目が離せなかったストーリーと名シーンの数々 

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ありがとう!『おんな城主直虎』堂々完結

2年続けて、大河ドラマを最終回まで、全て見ることができました。

いつも最初から途中までは見ているのですが、後半になるとだんだん話の展開が読めてくるので見なくなり、特に最終回は「どうせ主人公が死ぬ話だから」と、ほとんど見たことがなかったのです。

昨年の『真田丸』は面白く、久々に最後まで見た大河ドラマでしたが、最終回で信繁(幸村)が奮闘空しく討ち死にしてしまったから、少し悲しい想いをしました。

でも昨日の『おんな城主直虎』最終回は珍しく、明るく希望に満ちて、疾走感にあふれたた大河ドラマ最終回だったと思います。

いつもは『直虎』に興味のなかった夫も、珍しく最終回は見ていました。

子供のない女性だからこそ言えるセリフがあったり、アッと驚く伏線があったり、直虎の石と意思を直政がちゃんと継いでくれて、戦をしなくてもいい世の中を切り開いていく展開は、とても楽しめました。

知名度の低い女主人公(放映直前に「直虎男性説」も出ました)で、イケメンを並べただけの「スイーツ大河」ではないかなどと心配されていましたが、視聴者を(いい意味で)裏切り続けたストーリーにだんだん目が離せなくなったのです。

俳優陣の熱演も素晴らしいですが、やはり脚本家(森下佳子さん)の力量がすごかったと思います。

時には奇想天外な(南渓和尚との禅問答で直虎が見せるユニークな回答のような)、直虎と周囲の人々のドラマでした。

お互い好きだけど別れるというのは、芸能人の離婚の時にもよく使われますが、このドラマで初めてしっくりきました。

また、無名の人々にも、悪役とされた人々(小野政次、瀬名姫、今川家の人々、近藤康用、織田信長など)にも、皆それぞれ、何かしらのドラマがあるということを丁寧に描いてくれました。

三河や遠江周辺での綿花栽培や、気賀を中心とした浜名湖の商業、徳政令の実態など、今まで描かれなかった中世社会の様子が具体的にイメージできた点も、とても良かったなと思いました。

個人的には、今回のサブタイトルの元ネタは何だろう?と考えるのも、楽しみの一つでした。

視聴率と評価

『直虎』の視聴率については、あまりいい話を聞いていません。

「おんな城主 直虎」全50話の期間平均視聴率はワースト2位の12・8% 1位は「篤姫」24・5%(スポーツ報知サイトより)

でも先日の朝日新聞(関西版)によると、第49回「本能寺が変」が、話題のドラマ『陸王』よりも視聴率が上だったので驚きました。

関西では、関東よりも視聴率が良かったのかもしれません。

ツイッターなどネット上ではとても評価が高く、いつも熱い書き込みがあって、それを見ていると低視聴率などどこ吹く風といった感じです(まぁNHKとしては、大いに視聴率は気になるでしょうが)。

これだけ人々の好みが多様化している今日、昔の『独眼竜政宗』みたいな高視聴率(平均視聴率39.7%)をのぞむのは無理だし、たとえ低視聴率でも、熱心なファンがいてくれれば、DVDや関連商品などの売れ行きで貢献してくれるのではないでしょうか。

現に、小野政次さん追悼CDは、すごいことになっていたようです。

小野政次・追悼盤CD『鶴のうた』全14曲緊急レビュー この曲あれば政次ロスを癒やせますか……(BUSHOO!JAPANサイトより)

視聴率と番組の評価は、なかなか一致しないものなのでしょうか。

やっぱり子役の人気は高い

昨年の『真田丸』では、堺雅人さんと大泉洋さんが主人公を10代から頑張って演じておられましたが、今年の『直虎』では、子役が大活躍でした。

「精霊の守り人」のチャグム皇太子も良かったけど、鶴丸もなかなか不憫さが出ていて素敵だった小林颯(かい)くん。

大人になると「スケコマシ」臭がする亀之丞も、子供時代はとにかくかわいい。

小野家、井伊家、中野家、皆それぞれに、子役と成長した大人の俳優さんがとてもイメージが似ており、素晴らしいキャスティングだなと思いました。

最終回に登場した少年龍雲丸くんも、ちょっと髪を染めていたりして、それもなかなか面白かった。

竜宮小僧と大河ファンタジー

『直虎』第1話から「竜宮小僧」という伝説が登場し、大河ドラマにしては珍しく、ファンタジーっぽいんだなと思っていましたが、それがいい伏線になっていたと思います。

直虎の死ぬシーンでも、竜宮小僧は登場しました。

でもこのシーンで「竜宮小僧のうた」が流れなくてよかった。

『風の谷のナウシカ』で、当時4歳の麻衣(久石譲さんの娘さん)が「ラン・ランララランランラン」と歌う『ナウシカ・レクイエム』を思わせる名曲ですが(とても好きです)、この曲が流れると、とても悲しく切ないシーンになるのです。

「竜宮小僧のうた」をハミングで歌っているのは、おとわの少女時代を演じた新井美羽さんだそうです。

竜宮小僧を演じていたのも彼女では?ということです(知らなかった!)。

最終回では、主人公達が子供時代に戻る(しかも幼馴染3人組に龍雲丸少年も加わっていました)という展開もあって、これこそ「精霊の守り人」に匹敵する大河ファンタジーではないかなと思ったりしました。

最後の天国での囲碁シーンにはにゃんけいも登場し、幼馴染トリオで仲良く、明るい日差しの下で囲碁を楽しんでいるのだなと、とても微笑ましかったです。

ナレーションも昔話ファンタジー風でした。

続く続くよ大河は続く

『篤姫』で井伊直弼を演じておられた中村梅雀さんの「おしまい」という最後の言葉。

今年の大河のラストを締めくくっただけでなく、幕末の井伊家と徳川家、そしてそれを倒そうとする新しい勢力の登場を予感させ、来年の大河ドラマ『西郷どん』につなげていくのだなと思わせてくれました。

昨年の『真田丸』の終盤で、井伊家の赤備えについて真田信繁が語っていたのも、『真田丸』から『直虎』へと続ける制作側の意図でしょう。

来年の『西郷どん』は、私も楽しみにしています。

その前に、『直虎』総集編を見逃さないようにしなければいけませんね。

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