今朝から肘や腿を中心に、ものすごい筋肉痛。昨日クラブツーリズムの
というツアーで、ハードな山登りをしたからです。
夫が以前から行きたかったツアーでしたが、私にはハードルが高く、準備段階ですでにおびえていました。
とうとう出発の11月10日(土)が来ました。
ハードな山登りの時には、お弁当は少なめ?
今回のツアーは、27名の参加。
添乗員の青木たかしさんから、お弁当は三佛寺へ到着前に車中で食べること、お弁当も小さめであると実物を示して説明がありました。
ちなみにお茶もついていません。
山に入るとトイレはないし、体調を万全にしてハードな山登りをするためにも、旅行社は敢えて登山前のお弁当は少なめにしているのでしょうか。
2回のトイレ休憩で、食料補充!
食事が足りないと不安になったり、お茶を用意していない場合は、2回のトイレ休憩の際に購入するようにと言われました。
7:30に新大阪を出発したバスは、宝塚トンネルで渋滞もあり、9:00に河西SAで最初のトイレ休憩(15分間)。
ここでおにぎりやパンなど、いざという時のために食糧を買い込みました。
朝食も少なめだったので、さっそく1つ完食。
車窓の紅葉を見ながら、2回目のトイレ休憩「道の駅 奥津温泉」に10:35到着(休憩20分)。
ここも紅葉がきれいでした。
満天星(どうだん)つつじの赤い色が鮮やかです。
奥津温泉という場所を初めて知ったのですが、旧美作(みまさか)国に位置する、鳥取との県境に近い岡山の町でした。
河原の露天風呂での足踏み洗濯が有名で、湯郷(ゆのごう)温泉、湯原(ゆばら)温泉とともに、「美作三湯」と呼ばれているとか。今度温泉にも入ってみたい!
ここでもお餅などを購入。とれたて農産物や、大きなキノコもあってびっくり。
川魚の「アマゴ」が、ここでは「ヒラメ」と呼ばれているのにもびっくり。ヒラメ焼き、食べてみたかったな。
車中でのお弁当タイム
10:55に休憩を終えたバスは出発。ここでお弁当タイムです。
前回の大台ケ原の時より、お弁当は少なめですね。
三徳山三佛寺(みとくさんさんぶつじ)は山の中にあるため、次第にカーブが多くなってきます。
ここでお弁当を食べるのは、量が少なめとはいえ、少々ハードでした。
三徳山三佛寺に到着! 靴チェック受けて輪袈裟をもらおう
道の駅奥津温泉を出発したバスは、ようやく11:30ごろ、三徳山三佛寺に到着。ここは鳥取県三朝(みささ)町に位置し、三朝温泉も近くにあります。でも今回のツアーでは、温泉は素通りです(涙)。
ここで現地案内人さんと合流。諸注意を伺いました。上りもハードだけど、下りがもっとハードで、やはり滑落による捻挫、骨折という事故は続いているそうです(さすがに滑落死の話はされなかった)。
大台ケ原ではないけれど、「引き返す勇気」も必要。でも団体行動なので、リタイアする場合は、その場でメンバーが戻ってくるまでひたすら待機することになります。ここが大台ケ原と違うところかな。
三徳山三佛寺は天台宗。山岳信仰が今も息づいている山なので、靴だけでなく、服装も信仰の山登りにふさわしいかのチェックがあります。スカートは不可なので、山ガールは気を付けてください!
三佛寺本堂に行くまでにも、小さなお寺の前を通ります。上の写真は、大きな数珠を回して、厄除け開運を祈るもの。
どうか無事に、登って降りてこられますように。心の中で手を合わせました。
すり減った歩きにくい石段(下りがきつかった)を登ります。最初の関門。私たちは途中から登りましたが、ふもとから300段もあるそうです。
やっと三佛寺の本堂に到着。平安時代初期の849年、唐にわたって天台宗の密教化に努めた慈覚大師(円仁)によって阿弥陀如来・大日如来・釈迦如来の三尊が安置されたため、天台宗三徳山三佛寺と称したそうです。
平安時代には山岳仏教の霊場として栄え、たくさんの堂塔伽藍が建ち並んでいたのだとか。
本堂の脇に、これから上るコースの案内板がありました。ここで案内人から再度説明。
参拝登山の際の服装注意を呼び掛ける看板も、設置されています。
入峰修行受付所(参拝登山事務所)で、靴の裏を見せて、靴チェックをクリア。
靴チェック不合格なら、素足で草鞋を履かなければなりません。700円必要です。これは履き終わった草鞋のようです。
この草鞋の汚れ具合から見るに、かなりハードな道のりのようですね(怖)。
ここで、輪袈裟をいただきました。「六根清浄」の文字が厳粛です。
こんなの初めて着用するので、身が引き締まりました。
声のいい受付所のお坊さんから、「観光ではない」と再度注意を受けた後、いよいよ国宝・投入堂を目指す登山(ではない入峰修行)がスタート! どんな試練が待っているのか、ぜひ次回をお楽しみに。
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