れきたびcafeはじめました。

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初めまして。

れきたびcafe管理人の「ふろすと」と申します。

1960年代生まれの関西人です。

仕事の合間に歴史を勉強したり、旅行に行くのが大好きです。

この春から新しいことに挑戦したくて、れきたびcafeを運営することになりました。

どうかよろしくお願いいたします。

大河ドラマとの不幸な出会い

私は昔から、道端の小さな祠や神社仏閣などに興味があったのですが、本格的に歴史を好きになったのは、2つのテレビ番組と出会ったからです。

1つは皆様ご存じのNHK大河ドラマ。

昔はテレビが家庭に1つしかなく、チャンネル権は父親にあり、父親の好きな番組を家族も(仕方なしに)見ているという家庭が多かったのです。

父親が大河ドラマを見ており、まだ幼かった私も日曜日の夕食後、大河ドラマを訳も分からず見ていました。

一番最初の記憶は、『天と地と』のオープニング。

ストーリーは覚えていません。

ところが次年度の『樅ノ木は残った』はものすごく衝撃的でした。

オープニングの音楽と映像(色々な能面です)が恐ろしく、極めつけは最終回の主人公の殺害シーン。

大量に血が流れ、平幹二朗さんの名演もあって、本当に怖い思いをしました。

その後も大河ドラマの処刑・切腹・暗殺シーンは、とても苦手でした。

また、歴史を勉強していくと、この大河ドラマの主人公は最終回に不幸な死に方をするというのが早くから分かり、最終回だけ見ないようにしていたりもしました。

最近はそうでもないのですが、昔は最終回で血が流れることが多かったように思えます。

坂本龍馬、源平合戦、新選組、織田信長など、大河ドラマのテーマになりやすいのですが、未だに最終回は苦手です。

でも歴史を勉強していくと、教科書にはない背景が描かれる大河ドラマは面白く、事実と脚色の部分に注意しつつ、今では毎回見ています。

『未来への遺産』の衝撃

もう1つは、1970年代に放映されたNHKドキュメンタリー番組の『未来への遺産』です。

世界各地の古代遺跡が紹介され、なぜ文明は滅びるのか、戦争は始まるのかなど、かなり重厚で哲学的なテーマで1年間放映されたのですが、このような番組を見たことがなかったので、ものすごく衝撃を受けました。

ちょうど中学校入学前後という多感な時期だったこともあり、歴史は単に人物のドラマや歴史的な事件を覚えるだけではなく、過去の出来事について考え、未来に生かすのが目的なのだと気づくことにもなりました。

この番組ではエジプト・ギリシア・ローマといった有名な場所だけでなく、シルクロードやアフリカ、中南米の今まで知らなかった遺跡が多数紹介され(もちろん日本も)、いつかこれらの遺跡を訪れてみたいと思うようになりました。

私の歴史と旅に対する考え方を決めた番組なのですが、大河ドラマと違って知名度が低いのか、番組のことを知っている人がとても少ないのが残念です。

書籍・DVDともありますが、どのくらい売れているのやら。

大河ドラマ紀行

数年前から、大河ドラマに関係ある場所を訪れることが増えました。

放映される前の年に行くことが多いのですが、既に地元の期待を感じることができ、大河ドラマの経済効果に驚かされています。

またタクシーの運転手さんや資料館、観光関係の方とお話させていただくこともあるのですが、吉田松陰の妹・文や井伊直虎など知名度のない主人公へのとまどいや、主人公の地元と対立する人物をどのように描くのか(たとえば大久保利通など)など、地元ならではの想いを知ることも出来ました。

可能な限り、自分の旅のスタイルの1つとして続けていこうと思います。

日帰りバスツアーから海外の秘境まで

家族も旅行好きなので、日帰りバスツアーから海外の秘境まで、色々な場所を機会があれば訪れています。

ただ私はあまり体力がなく、運動神経も皆無なので、海や山のスポーツを目的とした旅行には向きません。

昨年の夏には絶景ポイントとして最近話題になっているノルウェーの「トロルの舌(トロルトゥンガ)」に行きましたが、ひどい目に遭いました(無事に目的地には着きましたが)。

旅に出れば、旅先の美味しい食べ物や飲み物と同じくらい、その土地の歴史が気になります。

現地に行って初めて気づくことや学ぶことが多く(大河ドラマに関する旅もそうなのですが)、歴史的背景を知るとますますその場所が好きになり、もっとその場所について知りたくなるのです。

夢は砂漠を駆け巡る

いつか行ってみたいのが、『未来への遺産』で紹介されていたアフガニスタンのパンディ・アミール湖やイラクのメソポタミア地方です。

政情が不安定なため、これらの地域を観光で訪れることはまだ不可能です。

また昔訪れたシリアのパルミュラや、いつか訪れたかったアフガニスタンのバーミヤンなど、不幸な災いで破壊される遺跡も少なくありません。

いつかこれらの地域だけでなく、世界が平和になって、誰もが安全に快適な旅が出来るようになるのが、私の夢です。

こんな私ですが、今後ともおつきあいよろしくお願いいたします。

ちなみに下の写真は、在りし日のパルミュラ遺跡です(2008年12月撮影)。

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