大垣城と老舗食べ歩き 読売旅行バスツアーに参加してみました(その2)

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一昨日参加した、読売旅行主催のバスツアー「平成29(肉)祭り! 飛騨牛5大&ローストビーフ寿司食べ放題とビーフステーキ詰め放題」ツアーの後半は、大垣市観光でした。

大垣市に行くのは、初めてです。

今まであまりなじみがなくて、昔新聞連載で読んでいた『無花果の森』という作品の舞台が、大垣市を舞台にした「大崖市」だったような記憶はあるのですが、確信はありません。

関ケ原からは、バスで30分ほどで到着すると、添乗員さんから案内がありました。

途中、豊臣秀吉の軍師・竹中半兵衛ゆかりの地である垂井町(大きな看板が出ていました)を通過。

途中下車して観光したいのですが、そこはぐっと我慢です。

いつか訪れてみたい場所が、また1つ増えました。

大垣市の自由散策時間は40分!

大垣市は、岐阜県で第2位の人口を擁する街(第1位は県庁所在地の岐阜市)。

大垣市は、岐阜県の濃尾平野北西部に位置する。日本列島の一番「ど真ん中」にある都市としている。

また地下水が豊富で、自噴している場所も多い。多くの河川とあいまって、大垣には「水の都」の異名もある。豊富な地下水は大垣市の上水道の水源であり、地下水を生かした菓子などの食品づくりも盛んに行われている。かつて繊維産業が多かったのも豊富な地下水を生かしてのものであった。

『ウィキペディア』

バスが到着したのは、「奥の細道むすびの地記念館」という建物の駐車場。

大垣市は、松尾芭蕉が『奥の細道』の旅を終えた場所でもあったのでした。

とても興味があったのですが、バスから降りたのが13:10。

バス集合時間は、13:50です。

40分間で、3軒の老舗を巡って食べ歩きをし(無料チケットをもらっていました)、夫の強い希望で大垣城にも行かなければなりません。

記念館に行く時間があるかな?

とにかく街歩きスタートです。

落ち着いた風情の水の都

駐車場がある辺りは船町と呼ばれ、江戸時代の雰囲気を残す佇まいです。

川の水もきれいだし、新緑と橋の欄干の朱色が映えて、とても美しい景色でした。

「大垣船町川湊」として、国指定名勝にもなっています(大垣市ホームページ

屋形船も出ているようでした。

「水の都」らしく、「水都タクシー」という看板があったり、和菓子屋に「水まんじゅう」があったり。

今回は水まんじゅうは買えませんでしたが、このサイトを見ていると、買えばよかったと後悔(ひんやり和スイーツ!夏の大垣名物水まんじゅう3選!)。

老舗名店食べ歩き

水まんじゅうは買えませんでしたが、創業150年以上の老舗名店食べ歩きは堪能しました。

まず創業1755年(宝暦5年 9代将軍徳川家重時代)の槌屋(つちや)本店へ。

創業250年を超えている風格の店構えがすごいです。

ショーウィンドーも季節感があって、さすがだなと思いました。

ここで柿羊羹を1切れいただきましたが、柿が大好きなので、柿羊羹を1本購入。

続いて創業1859年(安政6年 14代将軍徳川家茂が就任)の田中屋せんべい総本家で、手焼きみそせんべいをいただきました。

最後に創業1862年(文久2年 徳川家茂時代)の金蝶堂総本店で、金蝶饅頭をいただきました。

どの店も、試食品を求める人たちで大賑わい。

街歩き地図ももらったし、添乗員さんも一緒に行動してくれるのですが、食べ歩きだけでなくて大垣城も見学するとなると、やはり気ぜわしいです。

大垣城

1600年(慶長5年)の関ヶ原の戦いの際には、城主・伊藤盛宗が西軍に属したため、石田三成らが入城して西軍の根拠地となる。その後、西軍本隊は関ヶ原に移動、城内には福原長堯らが守将となって残るが、関ヶ原の本戦で西軍が敗北すると東軍に攻囲され落城(大垣城の戦い)。そのときの逸話が『おあむ物語』として残っている。

江戸時代に入り、徳川家康は譜代大名として石川康通を城主にし、その後1635年(寛永12年)に戸田氏鉄(うじかね)が城主となって以降、明治に至るまで大垣藩戸田氏の居城となった。

『ウィキペディア』

大垣城は空襲で焼失し、現在の天守閣は戦後復元されたものです。

残念ながら時間が切迫しており、とても内部を見学する余裕はありませんでした(500円の入場料が必要とのことでした)。

でも戸田氏鉄の銅像があったし、西軍ゆかりの地を訪れることもできて、2人とも大満足。

木下藤吉郎の一夜城で知られる墨俣城も、この辺りだったのかな。

ばら公園いこいの広場

結局「奥の細道むすびの地記念館」を見ないまま、バスで次の目的地へ。

神戸(ごうど)町のばら公園いこいの広場で、300品種3300株のバラ園を散策しました。

入場は無料で、多くの家族連れや観光客でにぎわっていました。

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