アヴィニョン・サントル駅は城壁の目の前
アルルからアヴィニョンへは、在来線(TER)を利用しました。
約20分でアヴィニョン・サントル駅に到着です。
駅を一歩出ると、すぐ目の前に城壁が迫っているのでびっくり。
アヴィニョン旧市街は、全長4.3kmの城壁に囲まれた町でした。
こんな城壁に囲まれた町は日本にないため(強いて言うなら、秀吉時代の京都でしょうか)、珍しくていつまでも見ていたくなります。
隣のホテルは廃業?
残念ながら、私達のホテルは城壁の中ではなく、城壁の手前のこの道路沿いです。
地図によると、駅の西隣がテムズ・リゾートホテル・アンド・アパートメンツ・サービスというホテルで、私達の今夜の宿、ノボテル・アヴィニョン・サントルはその西隣です。
でも、何だか雰囲気がおかしい。
ホテルが2軒もあるのに、全然人影も、灯りも見えないのです。
よく見ると、駅の隣のホテルは廃業しているようでした。
『地球の歩き方 南仏プロヴァンス編』にも紹介されていたアパートメントホテルで、建物もかなり大きいのですが、真っ暗で静まり返っているので、どうも雰囲気が良くない。
びくびくしながら歩きつづけ、ようやくノボテルの灯りが見えた時には、ほっとしました。
ノボテル・アヴィニョン・サントンの室内
トリプルとシングルの部屋を予約しました。
写真はトリプルの部屋です。
ここも特に不満はなく、室内も清潔だったし、快適に過ごすことができました。
やはり駅から近いというのは、とても便利でありがたい。
日本から予約して、トリプルは11,338円、シングルは11,190円です。
ただ、朝食はつかないプランだったので、朝食はアヴィニョン・サントル駅まで食べに行きました。
アヴィニョン・サントル駅での朝食
夜明け前のアヴィニョン・サントル駅です。
まだ人通りは少ないですが、さすが駅構内。
ちゃんとパン屋さんが営業しています。
しかも品数が多くておいしそう!
王冠のついているお菓子(下の写真の一番右奥)はガレット・デ・ロワという、公現節(東方三博士の礼拝など、異邦人の前にキリストが現れた日とされる)の1月6日に食べられるお菓子です。
クリスマスが終わったと思ったら(この日は2016年12月27日)、もう次の祝日の準備をしているとは、どこの国でも一緒ですね。
もっとも、12月25日から1月6日までの12日間を降誕節として、イエスの誕生を祝っているようなので、このお菓子も早めに売られているのかもしれません。
これが今朝の朝食でした。
これだけ食べて全部で10.4ユーロというのは、かなり満足です。
やはりフランスは、パンがおいしいなと思いました。
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