本日2017年7月2日(日)、読売旅行バスツアー「網野あま~いメロン狩りと丹後のおもてなし」に参加しました。
その一部始終を紹介することにしましょう。
最初の休憩地点 道の駅京丹波 味夢の里
各集合場所から参加者をピックアップしつつ、名神高速道路から京都縦貫自動車道へ。
交通量が少ないので、バスはかなりのスピードで走ります(シートベルトはしましょう!)
最初のトイレ休憩は、道の駅京丹波 味夢の里(船井郡京丹波町)でした。
京都縦貫自動車道開通と同じ年(2015年)にオープンした新しい施設で、新鮮野菜、特産品、お土産物などが充実しています。
面白いことに、各地の道の駅やサービスエリアでよく売られているご当地コロッケが、ここにはありませんでした。
丹後ちりめん歴史館
最初に訪れたのが、丹後ちりめん歴史館(与謝郡与謝野町)。
京都府の製糸産業というと、創業地である何鹿(いかるが)郡(現在の京都府綾部市)の地場産業である製糸業を、郡を挙げて推進・振興していこうという郡是(ぐんぜ)製絲株式会社(現 グンゼ株式会社)が有名ですが、この会社を中心として、大規模絹織物会社も設立されました。
その1つ、1935年(昭和35年)に建てられた大啓産業の絹織物工場が、丹後ちりめん歴史館に生まれ変わっています。
のこぎり型の屋根を付け、採光に配慮した工場だったようです(後で調べて分かったので、見学の時には屋根まで注意していませんでした)。
丹後ちりめんの歴史を紹介するパネル、DVD、実物の機械などがあり、織機の前でもスタッフの方が説明してくださいました。
「弁当忘れても傘忘れるな」というくらい雨の多い丹後地方ですが、この雨がよく降る、湿気の多い気候が絹織物業には必要だったのです。
絹の糸は細くて、髪の毛1/4本くらいしかなく、乾燥していると糸が切れて機が織れないのだとか。
美智子様が皇太子様と結婚されたとき、披露宴で着用された着物の生地は、この工場で生産されたもので、同じ着物が欲しい!と全国から注文が殺到したそうです。
丹後ちりめんの技術や歴史の紹介のほか、日本最大級のシルクショップもあります。
私達もここで、訳ありスカーフ(1,650円)やボディタオルといった絹製品や、「京都丹後お米スィーツ」というお菓子を購入しました。
丹後王国食のみやこ 地ビール&ソーセージ試食とバラ寿司御膳
続いて訪れたのは、西日本最大級の道の駅、丹後王国食のみやこ。
甲子園球場約8個分の広さがあるそうです。
ここも京都縦貫自動車道の開通に合わせてオープンした、新しい観光地のようでした。
到着後まず、地ビールの試飲とソーセージの試食。
いずれもこの道の駅お勧めの土産物のようでした(ごちそうさまでした)。
地ビールはもう少しコクがあったほうがいい、というのは夫の感想です。
その後「愛菜館」で、重いけれど新鮮野菜を購入。
九条ネギなど京野菜の他、近所では見かけない、お洒落な西洋野菜もたくさんあって、野菜好きの方にはお勧めのスポットかもしれません。
野菜を購入していたら、ほかの人たちはもうさっさと食事会場に向かっていて、慌てて後を追います(点呼なし)。
食事会場は、広い会場の中にある「七姫殿」という建物でした。
内部は天井が広くて広々しており、テーブルもガラスと天然木のとても立派なものでした。
これがバラ寿司御膳です。
「七姫殿」というのは、丹後にゆかりのある七人の女性(小野小町・静御前・間人皇后・安寿姫・細川ガラシャ・羽衣天女・乙姫)のことらしいですが、よく七人見つけてきたなと思いました。
詳しくは「丹後に伝わる七姫伝説」サイトをご覧ください。
園内は広々していて、ファミリー向けの「おもしろ自転車」やアスレチックの他、西日本最大規模のイルミネーションもあり、ホテルも併設されていました。
でも日曜日だけれどそんなに人は多くなくて、果たして営業はうまくいっているのかなと気になります。
リピーターがどれだけ来てくれるかが、カギでしょうか。
バスに戻ると、ここのベーカリーで作られたパンが1個ずつお土産として配られました。
丹後網野メロン農園 ふぁ~むTUBOKURAでのメロン狩り
メロン狩りは初めてなので、とても期待していました。
この農園のメロンはすべてハウス栽培で、1本に1つの果実しか育てず、メロン自体も横に這わせるのではなく、縦に育てる「立体栽培」で栽培されています。
農園の方の説明によると、はさみを使わなくても、太い茎と、メロンが生っている細い茎は、簡単に手でちぎれるそうです。
まずはビニールハウスの前で試食。
想像していたよりも1切れが大きくて、とても甘くて大満足!
さぁがんばってメロンを取るよ!とビニールハウスに行ってみると、何やら腕がチクチクします。
なんと、メロンの茎には、細かいとげがたくさんあるのです。
手のひらや指、腕に容赦なく刺さってきます。
かぶれる人もいるかもしれないし、こんなとげのある茎を手でちぎるなんて、素人にはちょっとハードルが高いです。
何とか頑張ってゲットしました(メロンは1人1個のみ)が、せめて「長袖着用が望ましい」とか「軍手もしくは、はさみ持参」など一言書いてくれたほうが親切ではないかな?
とはいうものの、この農園で売られているメロンジェラート300円、メロン(大)2,000円、メロン(中)1,500円、訳あり(やや傷物)メロン1,000円は、なかなか良心的な価格とのことでした。
まぁいろいろ書きましたが、全体的には満足度の高いツアーでした。
他のバスツアーと違って、5時過ぎに集合場所に帰れたのもとても良かったです。
1週間ほどしたら、このメロンが食べごろになるようで、とても楽しみです。
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