アシアナ航空でパラオに行くはずが
2015年4月8日から9日にかけて、天皇・皇后両陛下が、国際親善と戦没者慰霊のため、パラオを訪問されました。
その前後からマスコミでパラオの特集をよく見かけるようになり、親日国の美しい南洋の島国に、夫がとても興味を持つようになりました。
そのため2017年年末の旅行は、かなり早い段階でパラオに決定。(2017年1月31日に予約)
ネットで検索すると、アシアナ航空で行くパラオ
というページも(まだ)あり、関西からパラオに行くのに一番安くて便利そうだったのがアシアナ航空で、11ヶ月も前に航空券を購入しました(1人往復59,520円)。
木曜と日曜に仁川・パラオ間に直行便があるため、それに合わせて旅行スケジュールも立てました。
ところが、アシアナ航空はパラオ便から撤退。予約していた私達は、関空・仁川まではアシアナ航空、仁川からパラオは大韓航空に乗り継ぐことになりました。
これって、昨年5月に、トルコ航空を利用してフランスに行くはずが、トルコ航空が関空・イスタンブール便から撤退してしまったため、関空・仁川はアシアナ航空、仁川・パリをトルコ航空で乗り継いだのと同じパターンです。
私達は航空券代をケチってかなり早い段階で予約するため、またまた会社都合で、他社乗り継ぎで目的地へと向かうことになったのでした。
機材トラブルで1時間以上の遅れ
雪の函館から戻って翌々日の12月28日(木)、南国パラオに向けて出発!
今回は私達夫婦と娘、そして夫の弟さんの4人旅です。
空港行きリムジンバスの中で、娘がアシアナからのメールに気付きました。
機材トラブルのため、出発が1時間遅れるというのです。
予定では19:00仁川到着、そして大韓航空の出発が20:45。1時間45分あるので余裕です。
でも1時間遅れたら、わずか45分しか乗り継ぎ時間がありません。かなりギリギリ。
同じ会社なら、少々遅れても待っていてくれる可能性もあるけれど(昨年夏のエアアジアは待ってくれなかった)、違う会社なら、乗り遅れる可能性が大きくなるのでは?
心配した娘が、関空でのチェックインの際にかなり熱心に乗り継ぎの確認を求めると、空港でアシアナのスタッフが待っていて、大韓航空のゲートまで連れて行ってくれる事になりました。
こちらの希望ではなく、アシアナの都合で他社乗り継ぎになったのだから、これくらいはお願いしてもいいでしょう。
荷物にも「SHORT」という、積み替えを早くしてというタグシールが貼られました。
また、到着後少しでも早く降機するために、座席を前方4列目と5列目にしてもらえました。
でもそれ以上のことはできないそうで、後は私達が頑張るしかありません。
結局関空に機体が到着したのは、17:25。搭乗の案内があったのは18:00でした。1時間以上の遅れです。
もしかすると、乗り遅れるかもしれない。乗り遅れたら、どうなるんだろう?
今夜の宿は? 日本で予約している現地ツアーはどうなる? そもそもパラオに行けるの?
大韓航空はパラオに毎日飛んでいないだろうから、その間どう過ごす? パラオ旅行がソウル観光になるの? 予定の日に帰宅できるんだろうか? などなど、いろいろなことを考え、心配していました。
広い仁川空港を全力疾走!
とにかく乗り込んだ以上は、機内で楽しく過ごしたいものです。
でも、乗り継ぎのことを考えて焦っていたためか、あまり機内のエンタメが印象に残っていません。
雑誌は一通り目を通しましたが、去年の5月の時のように、面白い映画ってあったかな?
機内食はこんな感じでした。味はそこそこ美味しかったと思います。
さて、仁川国際空港に到着し、降機できたのが大体20:20過ぎ。
乗り換え時間まで、たった20分程しかありません。
ちゃんと女性スタッフが名前の書かれたボードをもって待っていてくれて、大韓航空のゲートまで走って案内してくれます。
もう必死で走りました。
4人中3人はシニアだし、全員普段運動なんてしていないから、この空港内マラソンにはもうぐったり。
こんなに広い空港なのに、どうして電動ヘルプカートがないのだろう??と恨めしくなりました。
航空会社が違うから、ご丁寧に端から端への移動になっているようです。
あれが目指すゲートかな?
やっとパラオ行き大韓航空KE677便が待つゲートに到着!20:43でした。
あきらめずに走っていてよかった!
さて、荷物の方は無事に乗り継ぎできたのでしょうか。その顛末は次回のお楽しみ。
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