熱帯雨林のジャングルへ!
2017年12月29日(金)、ベルトラで紹介されたベラウレンタカーでコンパクトカーを借りた私達は、バベルダオブ島一周ドライブに向かいました。
パラオ最初の目的地は、ガラツマオの滝です。
パラオと言えば青い海!というイメージが強いのですが、それとは全く違うジャングル探検から、私達のパラオ観光はスタートしました。
滝の入り口です。入場料は大人1人10ドルでした。
最初は下りの階段が続きます。
日本統治時代のトロッコ線路跡
しばらく歩くと、線路が出現。
かつての日本統治時代に採掘したボーキサイト(アルミニウムの原料)を運搬していたトロッコ跡(今は採掘されていません)らしいです。
隣接するアルモノグイ州の港から、日本へと積み出していたのだとか。
時の流れを感じました。
モノレールとジップロックはメンテナンス中
さて、ガラツマオの滝には、楽しい乗り物がある、と私達のガイドブック『地球の歩き方リゾートスタイルパラオ2017~18』には紹介されていました。
それが、可愛いモノレールやジップライン。
ジップラインはこんな乗り物です(写真は『ウィキペディア』より引用)
これならしんどくなっても乗り物に乗ればいいだけだし、アスレチックセンターにあるような、スリル満点のジップラインも面白そう!
と期待して行ったのに、乗り物の影も形もありません。
なんと、2つともメンテナンス中でした。
この建物の前にあるのが、どうもモノレールの線路っぽい。
これは明らかに、トロッコよりも新しそうな線路ですが、モノレールが通ることもないので、休憩のためのベンチ代わりにさせてもらいました。
この高い建物は、ジップライン乗り場のようですが、だれもいませんでした。
これにつかまって、滑り降りるのかもしれません。残念残念。
ジップラインもモノレールにも乗れないまま、また階段を下ります。
ビーチサンダルを履いているので、階段が織りにくい!
山の間にかすかに滝が見えました。うーん、まだまだ先なのかも。
滝の入り口から滝までは、30~40分の道のりです。
川の中を歩く
滝へと続く道は、途中から川の中を歩くことになりました。
私達はガイドブックを読んでいたため、予めビーチサンダルでトレッキングに臨んだのです。
ツアーで訪れる場合は、マリンブーツを貸してくれるなどで対応しているそうです。
私達はビーチサンダルなのですが、なかなか歩きにくい!
おまけに娘が選んだビーチサンダルは、川を歩いている途中で2度も、鼻緒に当たる部分が外れてしまいました。
安いのを選んでしまったのかな? とにかく歩け、歩けです。
しばらく行くと、外国人のツアー客らしき人たちが、川の中で水遊びに興じていました。
ツアーで訪れる場合は、服の中に水着を着ていき、思い切り水遊びをするようです(水着に着替える場所はないので、濡れたまま車に乗ってホテルへ戻ることになります)。
面白い形の岩のくぼみもありました。足跡みたいです。
川を渡ると、また木道が見えてきます。
この辺りは本当に、うっそうとしたジャングル。手つかずの大自然を肌で感じます。
滝の音がだんだん近づいてきました。
パラオ最大の滝とご対面!
やがて突然視界が開け、やっとガラツマオの滝が見えました。
外国人のツアー客が水着姿。どうやら滝つぼの中に入って水遊びしていたのでしょう。
滝の裏にも入れそうです。
この滝は、パラオの最高峰ゲレチェルチュース山の近くにあり、高さ・幅とも約20mで、パラオ最大の滝だそうです。
滝のすぐ近くまで行けますが、とにかく水しぶきがいっぱいで迫力満点!
帰りは登り道が多かったけれど、滝から元気をもらえたのか、行きの下りよりもビーチサンダルも歩きやすく、40分もかからずに戻れたような気がします。
ただ、泥やぬかるみの中も歩いたので、新品のビーチサンダルが赤茶色くなってしまったりもしました。
汚れてもいい履き物で行った方がいいかもしれません。
疲れたけれど、冒険気分が味わえる、とても楽しい場所でした。
コメントを残す