四川省といえばパンダ!
「成都」や「四川省」と聞いて思いつくのが、パンダと『三国志』と麻婆豆腐。
今回の私たちの旅も、この3個所と楽山大仏を訪れるのが目的です。
最初に訪れたのは、パンダに会える成都パンダ繁殖研究基地でした。
ネットで「成都で訪れたい場所№1」に輝いている観光地。これは真っ先に訪れたい!
地下鉄&バスで楽々アクセス
センターの最寄り駅は、地下鉄3号線の熊猫大路です。熊猫とはパンダのこと。
私たちのホテルは地下鉄3号線の新南門駅近くでした。
切符自動販売機の画面には路線図に表示され、行きたい駅をタップすると料金が表示され、お金を入れると切符が出てきます。カードみたいですが、1回分の切符です。

北京同様、地下鉄に乗るためには手荷物検査が欠かせません。ちょっと面倒ですね。

熊猫大路駅に着くと、パンダの絵がお出迎え。表示もわかりやすくて、どの出口を選べばいいかもすぐわかりました。観光客も、中国人・外国人ともたくさんいます。


ここからはバスに乗ります。私たちは市バス(安いためかすごい行列)ではなく、センターまでノンストップで行く黄色いシャトルバスに乗りました。


シャトルバスとセンター入場料込みで、1人55元(1人1,000円弱)。降りると早速、パンダのぬいぐるみを売る人たちが押し寄せてきました。パンダ人気、おそるべしです。
入り口もパンダっぽい。センター内部にも、パンダの顔をあしらったモニュメントがありました。


見たい場所から優先的に見学しよう!
中国でも「国宝」とされているパンダの研究・保護・繁殖に取り組んでいるこのセンターは、とても広大で、観光設備も整っていました。
そのため、適当に歩き回っていると疲れてしまいます。カフェやレストランはあるけれど、パンダのいないエリアもあります。
園内に地図もありますが、公式サイトの日本語地図も便利です(こちらです)。
長女がネットで調べた情報では、「ジャイアントパンダ月亮産室」に赤ちゃんパンダがいて可愛い」とのことでしたが、赤ちゃんパンダはいませんでした。
でも他の展示エリアで、パンダをたくさん見ることができました。


赤ちゃんでなくても(年齢はよくわかりませんでしたが)、パンダは本当に愛嬌があって、見ていて飽きません。
パンダを観察していて、気付いたこと
パンダは昔、白浜のアドベンチャーワールドで一度見ただけですが、今回はたくさんパンダを見ることができて、気付いたことがいくつかありました。

1 パンダの鳴き声
パンダの鳴き声を、初めて聞きました。
ヒツジやヤギのような「メェェー」という低い声だったのでびっくり!
愛くるしい姿からは、あまり似つかわしくない鳴き声でした。
2 ぐうたらしているのには、理由がある
うろうろ歩き回っていたパンダの動作が突然止まり、おなかを震わせているので、これはどうやら排便をしているのだなと思いました。

パンダ(ジャイアントパンダ)の祖先は肉食動物(クマの仲間)。
環境に適応したパンダは、竹を食べるようになったものの、腸は肉食動物のままなので、食べたものがほとんど消化されずに(17%しか消化できない!)排泄されるそうです。
だからせっせと大量に食べる必要があるし

エネルギーの消費を抑えるために、ひたすら寝る必要があったのです。

「パンダはいいなぁ。ぐうたらしてるだけで愛されて。パンダになりたい!」と思うこともありましたが、ぐうたらしているのには、ちゃんと理由があったのでした。
とにかくパンダはよく寝ています。一度寝たら、意地でも起きません。

また、寝るのに最適の場所があるみたいで、左のパンダはお気に入りの石を断固死守!
3 パンダにもストレスがある
ぐうたらしているパンダですが、動物園にいると、嫌でも人間の視線にさらされます。
これがパンダには、かなりのストレスになるそうです。
人間の視線からくるストレスを避けるため、センターでは、人間の視線よりも高い場所にパンダがくつろげる場所を用意していました。

人間の視線から解放されて、のんびりくつろぐパンダ。


押し寄せる観光客は、パンダ保護の財源にもなるでしょうが、肝心のパンダにとっては厄介なのかもしれません。
4 動きは意外と早い
パンダってぐうたらだし、動きも遅いのだと思っていました。
ところが歩くのは意外と早くて、びっくりしました。

また、私なら怖い丸太の橋の上も、すいすい渡っていきます。
木登りもできるし、意外と運動神経は優れているのかもしれません。
パンダ(ジャイアントパンダ)以外も見所満載!
1 レッサーパンダも可愛い
センターには、パンダ(ジャイアントパンダ)だけでなく、レッサーパンダもいます。
昔、ジャイアントパンダを「大パンダ」、レッサーパンダを「小パンダ」と書いた図鑑を読んだため、彼らは仲間だと思っていたのですが、全然違っていました。
竹やタケノコが主食ですが、雑食性。ちなみに野生化では、ジャイアントパンダも肉を食べることがあるそうです(詳しくはこちら)
日本では、二足歩行をするので人気の高いレッサーパンダですが、センターでは、木の上にいる姿を見ることができました。

2 竹林の道は癒しの空間
広大な園内は、パンダ本来の生息地に似せて作られているため、竹がたくさん植えられています。


まるで嵐山の「竹林の小径」ではないかと錯覚するような場所もありました。

「竹林の小径」もとても幻想的ですが、センター内の竹林も、とても幻想的でした。

竹の頂上付近がカーブを描いているのが、日本と違っていますね。
センターには博物館や劇場などもあり、好きな人ならきっと1日中楽しめる場所だと思いました。
成都の人気観光地№1だけのことはあります。「パンダにあまり興味がない」という方も、成都に行く機会があれば、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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