初めてのパラオ観光で、ベルトラサイトから予約した
ミルキーウェイ&ロングビーチ&2箇所でのシュノーケル パラオの名所を一日で制覇!<現地ガイド日本語可> byロックアイランドツアーカンパニー
ツアー体験記の後半です。
マンタが休みのジャーマンチャネル
パラオの名所に、ジャーマンチャネル(ドイツの水路)という場所があります。
20世紀初頭にパラオを支配したドイツ軍によって、船舶が通れるようにするために、浅いサンゴ礁を掘って作られた人工水路です。
ここはマンタと出会えるダイビングスポットとしても有名なのですが、どうやら今日は、マンタの姿が見えないようです。
元気な女性ガイドの里奈さん曰く、「今日は土曜日だから、マンタは休み」。
マンタがいないのは残念ですが、水面の色の変化がとても面白く感じられました。
人生初シュノーケリング!
このツアーでは、午前に1回、午後に1回、シュノーケリングを体験しました。
午前中はビッグドロップオフ、午後はパラダイスコーナーなど、パラオを代表する絶好ポイントでシュノーケリングなので、これを目当てに参加される方も多いでしょう。
ジャーマンチャネルを過ぎると、シュノーケリングについてスタッフから簡単なレクチャーを受け(日本語なので助かりました)、シュノーケルとフィンが全員に配布されます。
泳げない私は、シュノーケリングなんてやったことがありません。
マウスピースを口の中に入れるのも違和感あるし(最初は吐き気に悩まされました)、口呼吸も(普段口呼吸らしいのですが)、いざとなると難しい。
でも、他にもシュノーケリングは初めてという人も多く、スタッフが親切に教えてくれました。
海の中へ降りて行くときはちょっと緊張。
泳げない人にはちゃんと専属のスタッフ・ジョシュアさんをつけてくれて、ビート板も貸してくれました。
ライフジャケットもつけているし、絶対溺れることはありません。
雨が降りそうな天気でも、水の中は別世界。サンゴ礁や魚たちがお出迎えです。
泳げるようになったら、もっと自由に、きれいな水中世界を見ることができるはず。
泳げなくても、想像以上の光景を見ることができてよかったです。
深いブルーが誘う海の底へと続く急斜面のドロップオフも、午前中のダイビングで見ることができました(ジャーマンチャネルの近くにある、ビッグドロップオフ)。
午後は、長女がシュノーケリングをリタイアしてボートから見学したのですが、ボートを操縦するスタッフが、海から餌をまいて、魚をたくさん集めてくれました。
ボートの上からも魚が見えるように、配慮してくれたのです。
パラオの人たちの、おもてなしの精神は素晴らしいものでした。
無人島で幕の内弁当
昼食は、ロングビーチのある無人島(オモカン島)で取りました。
パラオでは、昨日の夜もお弁当を食べましたが、今日の昼食も日本風幕の内弁当です。
写真には写っていませんが、缶のお茶飲料ももらえました。
ビーチからの眺めも、なかなかいいものでした。
でも島にあるトイレが男女1基ずつしかなく、水洗でもなかったので、行列ができてしまいました(個室のカギと手洗い用の水もありませんでした)。
トイレや小屋があり、BBQもできるこの島は、色々なツアーで利用される「ランチタイム御用達アイランド」の1つらしいです。
ちなみにボートには(公式には)トイレがなさそうですが、スタッフに訴えると何とかなるようです(我慢は禁物!)。
ミルキーウェイで泥パック
このツアーの最後の呼び物が、ミルキーウェイでの泥パック。
ミルキーウェイは、ロックアイランドの中でも大きな島・ウルクターブル島の入り江の中にあります。
パラオの海は、とても美しいエメラルドグリーンで透明度も高いのですが、ミルキーウェイの海は、その名の通り、入浴剤を入れたような乳白色。
長い時間をかけて海に溶け込んだ石灰岩が泥になり海底に溜まって、この独特の景観を生み出しています。
その泥に美白効果があることを発見したのは日本の化粧品会社で、許可を受けて商品化し販売しているようです。
この泥を、スタッフが海底からバケツに入れてボートに運んでくれ、その泥でまずしっかり泥パック。
なんだか、山海塾の前衛舞踏集団みたいになってしまいました。
この泥は、パック&記念撮影が終わった後、きれいさっぱりボートごと海水で泥を洗い落とすので、荷物には事前にしっかり防水対策をします。
私たちは、記念撮影が終わったら海に入って、泥をきれいに洗い落とします。
これで貴重な美容効果満点の泥はリサイクル?され、資源が守られるというわけです。
美白、保湿効果もあるらしく、老若男女すべての人にお勧めできる泥パックだそうです。
効果はあったかな?
ツアーを終えて
出発した桟橋から、再び車でホテルに送迎してもらえました。
ホテルに到着したのは16時前。
長いツアーでしたが、里奈さんはじめスタッフの方々の心遣いで、とても楽しい経験ができました。
ロックアイランドツアーカンパニーのスタッフの皆様、ありがとうございました。
なお、私たちは曇りの日に参加したこともあり、風が吹くとシュノーケリングの後には寒く感じるかもしれません。
ラッシュガードや上着などがあるといいでしょう。
私たちはウミガメやマンタ、ナポレオンフィッシュには縁がありませんでしたが、それでも十分楽しめました。
動物との遭遇は、運もあります。どうか皆様に、いい運が巡ってきますように。
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