2018年8月8日~14日に、シベリア方面を旅行しました。
関空からは直行便がないため、ソウル経由でイルクーツクやウラジオストクへの便がある大韓航空を利用しました。
ロシアで最も離発着が難しい国際空港
『ウィキペディア』によると、イルクーツク国際空港は住宅街の中にあり、滑走路も短くて、ロシアで一番離発着の困難な空港なのだとか。
着陸した大韓航空機が、なかなか減速せずに滑走路をUターンしていたように感じたのは、この空港の構造に理由があったのでした。
ともあれ無事に着陸してくれて何よりです。到着時刻は現地時間の21:15です(日本より1時間遅れ)。
これが国際空港?!
イルクーツクは「シベリアのパリ」とも呼ばれる美しい街。人口も約62万人います。
さぞ空港も立派だろうと思っていました。
ところがバスでターミナルに到着してびっくり! とても質素というか古いというか暗いというか(節電してる?)
まず入国審査ですが、このブースがとても古い。
トイレも少なくて、男女それぞれ個室が1つしかありません。
バゲージクレーム(預入荷物の受け取り場所)も、レーンが1つしかなくて、ちょっと殺風景。
また手荷物が出てくるのが遅い!
待つことしばし、大きなブザーの音とともに、ベルトコンベアが動き始めました。
と同時に、どこから出てきたのか、とてもかわいい茶色のテリヤっぽい犬が駆けてきて、ベルトコンベアの上に乗りました。
この犬は麻薬探知犬でしたが、こんなかわいい探知犬はあまり見たことがありません。
でもこの犬は、いつの間にか姿を消してしまいました。後半に出てくる荷物(私たちのスーツケースも含まれる)は、大丈夫と判断されたのかな?
空港ロビーの様子
スーツケースを受け取って、ロビーに出ると、ここも国際空港とは思えない規模の小ささでした。
ロビーで最初にやる仕事は、ATM探し。
フォートラベルのサイトに紹介されていたように、ATMは2台見つけて当座のルーブルを引き出せました。これは後で、ホテルの部屋で撮影したルーブル紙幣です。
時刻はもう夜の10時を過ぎており、市内へ向かうバスもなく、声をかけてきたタクシーの運転手さん(白タク?)と娘が交渉してくれて、無事にホテルへ。
ホテルは、イビスイルクーツクセンター。代金は4人分のスーツケースもすべて1台に収めてくれて500ルーブルでした。
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