関空からロシアに行くには
2018年8月8日~14日に、シベリア方面を旅行しました。
成田からは、ウラジオストクやハバロフスクへ格安航空のS7航空が就航していますが、関空の場合は直行便がありません。
2015年8月にモスクワやサンクトペテルブルグを訪れた際は、エアチャイナを利用。
今回は、シベリア方面を旅行するため、ソウル経由でイルクーツクやウラジオストクへの便がある大韓航空を利用しました。
大韓航空は時々利用するのですが、機内食がおいしくてサービスがよかったので、今回も楽しみでした。
関空からインチョン空港へ
お盆の出国ラッシュが始まった8月8日は、関空もかなりの人で混雑していました。
大韓航空のチェックインカウンターも行列ができています。
こういう時、預入手荷物がなければスマートチェックインを使ってそのまま保安検査場に行けるのですが、私たちはスーツケースを預けるし(4人で42.5kg)、チケットを購入したときのクレジットカードの提示を求められたので(本人確認のため必要)、チェックインカウンターで手続きをしました。
関空からソウルへは、2時間弱のフライトです。機材はエアバスA330-300。
でも機内食はおいしかった。軽食でも手を抜いていないなと思いました。
便利なインチョン国際空港
今回インチョン国際空港での待ち時間は、約3時間半。
今回は同じ大韓航空での乗り継ぎなので、空港を端から端まで移動させられることはなかったですが、それでもかなり徒歩で移動しました。
やはり関空より広いです。それにクラシックの音楽会があったりして、空港内がとても楽しい。
関空ももっと頑張ってほしいな。
出発ゲートを確認した後は、スマホを充電したり(コンセント付きベンチがあります)、ネットで情報を確認したり(パスワードなしでWiFIが使えます)、おやつに近所のスーパーで購入した「シベリア」というお菓子を食べたりしました。
映画『風立ちぬ』で一躍脚光を浴びた、昔懐かしのお菓子「シベリア」(カステラに羊羹が挟まっています)です。シベリア行きの前に食べるのに、ちょうどいいですね。
搭乗を待っているうちに、だんだん寒くなってきました。ここでこんなに寒かったら、シベリアはどれくらい寒いんだろう?
やっと搭乗時刻の17:35になりました。いよいよシベリアへ向け出発です。
最初の目的地は、バイカル湖のほとりにあるイルクーツク。
ソウルからイルクーツクへ
イルクーツク行きの便は、夏はソウルから週3便(通常は週2便)出ています。私たちの利用した水曜日発着便は夏季限定でした。
機体はB737-900ERで、関空~ソウル便よりも小さいものの、韓国人客を中心に、ほぼ満席。
夏のシベリアは、韓国人にもとても魅力的な観光地のようでした。
今回の飛行時間は、約3時間30分。気流の悪いところを通過したのか、途中かなり揺れました。
機内食はディナータイプの本格的なものでした。もちろん大満足です。
この不思議な食べ物は何かな?
韓国風冷ややっこでした。初めて食べたのですが、タレにごま油やコチュジャンなどいろいろな調味料が入っているみたいで、日本のとはまた違って、とてもおいしい!
デザートは、チョコパイ。ロシアでは人気なのか、スーパーでもよく見かけました。帰りのウラジオストク~ソウル便でも提供されました。
やがて眼下には、夕やみに染まるバイカル湖。
大きいです!琵琶湖の46倍もあるのもうなづけます。
思わず座席モニターで確認。バイカル湖の南端上空を飛んでいるんですね。
ようやくイルクーツク国際空港へ到着です。面倒な出入国カードを書く必要がないのがありがたかったです。
『ウィキペディア』によると、イルクーツク国際空港は住宅街の中にあり、滑走路も短くて、ロシアで一番離発着の困難な空港なのだとか。そのためか、着陸してもスピードがなかなか落ちず、かなりの速さで空港内を走っていたように感じました。
空港ターミナルへはバスで移動です。初めて訪れるイルクーツク国際空港って、いったいどんな感じなのかな? この続きはまた次回です。お楽しみに。
コメントを残す