ウラジオストックの見どころ3 鷲の巣展望台

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2018年8月13日(月)、シベリア鉄道オケアン号で、ハバロフスクからウラジオストックへ到着しました。

ウラジオストックの見どころ2 潜水艦C-56博物館

2018年11月15日

ウラジオストックの見どころ1 ウラジオストック駅

2018年10月21日

シベリア鉄道で到着したのは、豪雨のウラジオストック

2018年10月20日

潜水艦C-56博物館を見学した後は、YouTubeでも多くの方が薦めている、鷲の巣展望台に行ってみることにしました。

歩いて鷲の巣展望台へ

鷲の巣展望台は、ウラジオストク中心部の最高地点(標高192m)にある展望台。

ガイドブックには「ケーブルカーに乗って高台に上ると」とあって、てっきりケーブルカーに乗るのだと思っていました。

ところが地図を見たら、歩いて登れるのではないかということで、思い切って歩くことに。

グム百貨店のある大通りなどを通り、最初は頑張って歩きました。

大体35~40分も歩けば、目的地に行けるというので、そんなにハードな距離ではないと、安心していました。

ところが坂の町・ウラジオストックの上り坂はなかなかハード。

自動車が猛スピードで走る車道の横を歩いていくのは、なかなか疲れます。写真を撮る余裕もありませんでした。

上の写真は、偶然前を通った「沿海地方アカデミードラマ・ゴーリキー劇場」という立派な劇場です。

展望台から見た、金角湾と黄金橋

ようやく展望台に到着。ちょっと汗だくになりました。

晴れていればさぞ美しい展望が広がるのでしょうが、残念ながら曇り空。

まぁウラジオストック到着の時のことを考えれば、雨が降っていないだけでも良し!としなければならないかな。

シベリア鉄道で到着したのは、豪雨のウラジオストック

2018年10月20日

展望台の右側には、客船ターミナルやウラジオストック駅が見えます。

展望台の左側には、軍艦らしき船も見えます。さすが軍港ウラジオストック。

金角湾はイスタンブールから

展望台から見える黄金橋は、ウラジオストック中心部の金角湾をまたぐ橋です。

「金角湾」ってどこかで聞いた名前だな。大体ウラジオストックに、漢字の地名があること自体が不思議だなと思っていたら、トルコのイスタンブールの湾の名前でした。

1859年、外海から守られた良港であるこの場所に軍港を築いたのが、ニコライ・ムラヴィヨフ=アムールスキー。

東シベリア総督として様々な改革を行い、1858年に清国との間にアイグン条約を結んでアムール川左岸を手に入れ、アムールスキー(アムール川の伯爵)という名前で呼ばれるようになったという、あの人です。

ハバロフスクの定番観光・アムール川遊覧船 夏でも曇ると寒い!

2018年10月16日

彼はこの港が、トルコのイスタンブール(当時はコンスタンティノープル)の金角湾に形が似ていたため、この湾を「金角湾」と命名したのだとか。

金角湾の南にある、ムラヴィヨフ半島とルースキー島の間の海峡は、同じ理由でコンスタンティノープルのボスポラス海峡にちなみ、東ボスポラス海峡と名付けられました(上の地図の、橋のある付近の海峡)。

この頃のロシア帝国が、極東とトルコへの進出を狙っていたことが、よくわかりますね! ロシアおそるべしです。

壮麗な黄金橋

この金角湾をまたぐ黄金橋は、2つの主塔とケーブル線で支えられた斜張橋(しゃちょうきょう)。

吊り橋とは少し違う構造だそうです。

湾をまたぐ橋げた部分は、長さ737mで、世界でも十指に入る規模なのだとか。

2012年にウラジオストックでAPEC首脳会議が開催されるのに合わせて計画され、会議前にオープンしました。

対岸には、マリインスキー沿海州劇場ができたと聞いたけれど、一体どこにあるのかな?

恋人たちの南京錠が、ここにもびっしり付けられています。

ケーブルカーらしきものも見えました。

帰りはケーブルカーに乗ってみた

本当なら、上りこそケーブルカーに乗ってみたいところですが、あの車の多い道をまた30分以上も歩くのは勘弁してほしい!ということで、ケーブルカーの駅を探しました。

YouTubeやガイドブックでは、ケーブルカーの駅からロータリーを突っ切る地下道を抜けて、展望台の丘に上がるといいとのこと。

でもこの地下道が、なかなかの曲者でした。

今朝がたのものすごい豪雨で、地下道に水が溜まっていたのです。歩くのに困りました。

こんなアクシデントはありましたが、ケーブルカーの駅はきれいで、乗り心地もよかったです。

急斜面をあっという間に走っていき、ふもとの駅へ。

ここも地下道を通って、大通りへ出ました。ここから駅までは少し遠いのですが、頑張って歩きましょう。

ちなみに、私たちは乗りませんでしたが、駅まではバスもあるそうです。

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