ウラジオストックの見どころ1 ウラジオストック駅

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2018年8月13日(月)、シベリア鉄道オケアン号で、ハバロフスクからウラジオストックへ到着しました。

シベリア鉄道で到着したのは、豪雨のウラジオストック

2018年10月20日

豪雨の中到着し、雨が小やみになったころを見計らって観光開始!

シベリア鉄道の終着点

ウラジオストックを観光する場合、やはり見ておきたいのがウラジオストック駅です。

元々シベリア鉄道は、1875年にモスクワからシベリアに向けて建設されましたが、シベリアの過酷な自然環境のため、建設はあまり進みませんでした。

当時の皇帝アレクサンドル3世はこれに業を煮やし、皇太子ニコライを1891年ウラジオストックに送り(その直前日本を訪問し、大津事件に遭遇します)、盛大なシベリア鉄道定礎式を挙行します。

こうして西のモスクワと東のウラジオストック双方から工事が進み、日露戦争中の1904年9月、ついに全通したのでした。

このウラジオストック駅は、1893年ウラジオストック~ウルリースク開業に際して開設されたそうです。

美しいウラジオストック駅

現在の駅舎は2代目で、1912年の建築。

ちなみに駅前の信号ですが、道幅が広い割には青信号の時間が短い。16秒では渡ることが難しいです。お年寄りなど、どうされているのでしょう? 気になりました。

駅舎はネオ・ロシア様式で、外観からして立派です。駅舎の後ろには、2012年に完成した黄金橋が見えました。

私は見ていないのですが、娘が駅舎の中に入って撮影してくれました。駅舎に入るには、荷物チェックが必要です。

待合室の天井画には、ウラジオストックとモスクワの名所が描かれているのだとか。

他にも美しい壁画などがありました。

今度はウラジオストックからモスクワ方面を目指してみたいのですが、いつかまた乗る機会はあるかな? できればロシア号でモスクワを目指してみたいです(6泊です)。

陸橋からホームや列車を眺める

ありがたいことにウラジオストック駅は、列車に乗らなくても、ホームや列車を眺めることができる構造。

陸橋の上から、見下ろすことができるのです。

オケアン号の到着の際、豪雨で見落としていたキロポスト。人が群がっているのでわかりました。こんなところにあったとは。

やっぱりシベリア鉄道のホーム以外は、ちゃんと屋根があります。

今度シベリア鉄道に乗るときには、モスクワ行きのホームにも、ちゃんと屋根がついていますように。

少し天気が回復した夕方に、再度行ってみた

せっかくなので、天気がいい時の写真も紹介しておきます(到着日の夕方)。駅舎がかっこいい!

シベリア鉄道のホームです。

蒸気機関車と、シベリア鉄道の終点を示すキロポストが見えますね。

跨線橋の近くに、エレベーターがあるのかな?

こんな大きい駅だから、どこかに絶対あるはずなのですが。

貨物列車が長い!

行きかう列車を眺めながら歩くのも、旅情があって楽しいものです。

今回の旅で驚いたことの1つが、貨物列車の長さ。

ウラジオストック駅でも貨物列車の出発に遭遇し、一体何両連結されているのかと、面白半分に数えてみたら、なんと73両もありました。

貨物は全て、コンテナでした。

これだけ大量の貨物を列車で運ぶとは、さすがロシア。世界でも指折りの鉄道大国です。

シベリア鉄道建設には、日本の出稼ぎ労働者も加わっていたと聞きます。

ウラジオストックからハバロフスクまでは、ウスリー川に沿って鉄道が敷設されました。

昨夜は夜行列車だったので、ウスリー川に気が付かなかったけれど、モスクワ行きロシア号なら11時発車なので、ウスリー川が見えるかもしれません。

やっぱりシベリア鉄道全線走破してみたいです!できれば雨の降らないときに(冬かな?)。

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