2018年

大河ドラマで学びなおせる日本史

大河ドラマで学び直せる日本史 嫌われ斉昭とその子慶喜(『西郷どん』第14話)

先日、前回も紹介した『西郷隆盛維新150年目の真実』の著者である、大阪経済大学客員教授の家近良樹先生の講演を聞く機会がありました。 その時お話しされていたのが、家近先生には徳川(一橋)慶喜に関する著書も多数おありなのに、…

大河ドラマで学びなおせる日本史

大河ドラマで学び直せる日本史 薩摩切子と「意識高い」西郷どん(『西郷どん』第13話)

篤姫輿入れ無事終了 『西郷どん』第13話では、安政の大地震の被害状況(震度6と推定される大地震)や、それに伴う篤姫の婚礼道具の作り直し(今まで2~3年かけて作っていたのを1年で作るのは大変なはず)、篤姫の輿入れなどが、割…

大河ドラマで学びなおせる日本史

大河ドラマで学び直せる日本史 運の強き篤姫・御台所への道2(『西郷どん』第12話)

前回は、徳川家定の不幸な結婚生活や、島津斉彬や近衛家の利害が一致し、島津家の分家の姫君(島津斉彬のいとこ)である一子(かつこ)が、斉彬の目に留まったという話を紹介しました。 ちなみに彼女は、『西郷どん』のドラマでは於一(…

大河ドラマで学びなおせる日本史

大河ドラマで学び直せる日本史 運の強き篤姫・御台所への道1(『西郷どん』第12話)

一筋縄ではいかなかった篤姫の輿入れ 以前このブログでも紹介しましたが、11代将軍の御台所(みだいどころ)、つまり正室は、島津家の出身の茂姫(広大院)でした。 ところが茂姫の場合は、婚約者が急遽将軍後継者に決定したため御台…