壺屋やちむん通りでお土産探し 紅型の宝船と、ぶくぶく茶でのティータイム

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2018年12月1日(土)、久々に沖縄の那覇を訪れました。

首里城や謝名園の見学を終え、国際通りにタクシーで帰った後、壺屋やちむん通りを歩いてみることにしました。

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2019年1月29日

やちむん通りで紅型を購入

やちむん通りで買うものと言えば、普通は陶器なのでしょうが、先ほども書いたように、ちょっと重いかなと思ったので陶器はパス。

でもこれだけたくさん店が並んでいるのだし、何かいいお土産はないかなと思いながら、ウィンドーショッピングをしていました。

そんな私たちの前に現れたのが、紅型(びんがた)の宝船(壁掛け)。真南風まるかつという店で出会いました。

とても縁起のいい船だし、夫が一目見てとても心惹かれたようで、手に取って眺め始めたのです。

これは「欲しい」というサイン! 私が見ても、やっぱりいいなと思え、購入決定。

平井真人(まさと)さんという染色家の作品だそうで、10,800円のところを現金払いで1万円にまけてくれました。今、我が家のリビングの壁を飾っています。

この店は、陶器の他にもガラスや布製品などを多数扱っておられ、作家ものも多いのだとか。

沖縄の、いい土産ができました。

沖縄名物ぶくぶく茶

歩き疲れたので、うちなー茶屋&ぎゃらりー ぶくぶくという店で一休み。

この店の名前になっている「ぶくぶく茶」が面白そうなので、飲んでみたいなと思ったのです。

「ぎゃらりー」という名がついているように、アンティークや現代アートの販売も行っています。

店内はとてもおしゃれ。琉球民族衣装を着て散策している外国人女性や、その友人の日本人女性が隣のテーブルでした。

テーブルのグラスは、もしかしたら提携している作家さんの作品かな?

ぶくぶく茶って何?という人々のために、解説がメニューに書かれていました(お茶菓子付きで1,000円)。

沖縄県だけで飲まれている振り茶、つまり番茶を茶筅で泡立てて飲むお茶のことですが、豊臣秀吉の開催した「北の大茶会」の影響を受けたようですね。

その時煎ったお米をお茶の代用としたようで、現在でもこれに番茶やさんぴん茶を加えて大鉢に入れ、茶筅(ちゃせん)で泡立てて作るそうです。

ふわふわ泡立つぶくぶく茶は、漢字で「福福茶」とも書き、とても縁起のいいお茶だそうです。

飲んでみると、本当にふわふわ!

特にお茶を飲む作法もないようで、ふわふわの泡をそのまま飲みました。普通のお茶とは少し違った味がします。さんぴん茶が入っているのかな。

添えられているお菓子は、ちんすこうと、首里城ガイド仲宗根さんがお勧めのクンペンというもの。

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2018年12月22日

クンペンがとてもおいしくて、絶対お土産に買って帰ろうと決めました。

沖縄氷ぜんざい

この店のぜんざいも、「沖縄氷ぜんざい」という耳慣れない名前だったので、注文してみました。

関西で「ぜんざい」というと、熱い粒あん汁の中にお餅が入っているというものですが、沖縄は違いました。

「氷ぜんざい」の名の通り、ぶくぶく茶に負けないくらいの、ふわふわ大盛かき氷。

そして小豆ではなく、黒糖で煮詰めた金時豆を使用し、それに黒糖シロップをかけています。

お茶つきで600円。優しい甘さが、心にしみます。

食後は併設ギャラリーを見学。沖縄スイーツとやちむん、琉球ガラスも満喫できるお店でした。

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