2回目でもくじけそうになったe-Tax
2019年2月3日(日)、久々に帰宅した長男に手伝ってもらい、何とかe-Taxで確定申告(還付申告)を済ませることができました。
昨年初めてカードリーダーを入手し、e-Taxデビューしたのですが、その時はもう作業だけで手いっぱい。
来年への覚書などを作成することも思いつかず、1年ぶりにやってみると、全く何も覚えてなくて、一からのスタートとなってしまい、今回もかなり時間がかかってしまいました。
あまりの要領の悪さに、これは手順や注意点を書いて「システム化」しておかないと、来年また同じことを繰り返すのではないかと危機感を感じ、思いつくまま、覚書を書いてみました。
準備しておきたいもの
源泉徴収票とカードリーダー、マイナンバーカード(カード作成の時に決めた暗証番号などが書かれた紙も必要)はもちろん必要なのですが、他にもいろいろ、準備せねばならないものが出てきました。
寄付の領収書と日付の入ったリスト
領収書だけでももちろんいいのですが、最近領収書では対応できない事態が発生してきました。
理由1 インターネット銀行からの振り込みがある
昨年7月の西日本豪雨災害の際、日本赤十字社への募金を(振込料金を節約するため)インターネット銀行からの振り込みで済ましていました。
当然領収書はありません。その時にすぐプリントアウトしていればよかったのですが、そこまで気が回りません。
領収書だけを見ていると、危うく見逃すところでした。
あやふやな記憶をたどり、何とか銀行の振り込み履歴で確認できましたが、時系列でリスト化していればよかったです。
理由2 年末のクレジットカード払いが、翌年に反映されていることがある
ボーナスをもらう12月を狙って、色々な寄付のお願いが舞い込みます。
でも12月に寄付をした場合、翌年1月に届く還付申告用の領収書には、記載されていない場合もありました。
そのため領収書の金額と、自分の記憶している金額が違うのです。
特にWWF(世界自然保護基金)ジャパンの場合、1年間の寄付金がまとめて領収書に書かれており、ただでさえ「これいつの寄付かな?」と悩ましい上に(寄付の日付と金額が必要)、昨年末の寄付金まで合計されていたので、ややこしいことおびただしい。
領収書入れを引っ掻き回したおかげで、昨年と一昨年の還付申告漏れ領収書を発見したのは、怪我の功名でした。
寄付をしたら、こまめにリストを作っておくと絶対いいです。
配偶者の源泉徴収票
昨年までは必要なかったのですが、配偶者(特別)控除が今年からあるので、配偶者の収入を記入する必要が出てきました。
公的年金受給者でも、源泉徴収票が送られているというのを、初めて知りました。いい勉強になりました。
外国株配当情報
これは長男から教えてもらったのですが、外国株を所有している場合、「外国税額控除」というものがありました。
私の場合は株ではなく、米国ETFですが、それでも適用されるのだとか。
これも証券会社のどこにその書類があるのか、書類のどこを見ればいいのか、とても困りました。
マネックス証券ユーザーの体験記はこちら(確定申告書作成コーナーで外国税額控除やってみました)
SBI証券ユーザーの方はこちら(外国税額控除について)
e-Taxの利用者識別番号と暗証番号
昨年登録していたのですが、どこにあるか、しばらく思い出せませんでした。
この暗証番号を、確定申告書送信の際に必要な暗証番号だと思い込んでしまい、あわや大惨事!になりかけました。
我が家は幸いなことに、あまり病気をしなかったので医療費控除は該当しませんでしたが、医療費控除を受けるなら、病院の領収書や交通費のメモなども必要でしょう。
これに加えて、いざという時に助けてくれそうな家族や知人がいれば、なおいいですね。
さて、これだけ準備するだけでもかなり大変だったのですが、次回はいよいよ確定申告書の作成に入ります。
ここでもつまづきやすいポイントがたくさんありました。それは次回のお楽しみに。
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