2018年12月28日(金)早朝、西オーストラリア州パースに到着。
この冬の休暇は、パースとその周辺で過ごしました。
パンパシフィックパースに到着し、荷物を預けた私たちは、さっそく街歩きに出発!
スワン川沿いのラングレーパーク
パースの中心部は、スワン川の一部である「パース湖」の北岸にありました。
その川沿いにあるのが、ラングレーパークです。
とてもきれいな緑地があり、サイクリングやランニングを楽しむ人々がいました。
でも、夏とは思えぬほどの肌寒さ! 長袖がちょうどよく、予想外の寒さにびっくりです。川の水も、心なしか冷たそう。
年間を通じては全体的に温暖な気候なのか、ヤシが大きく育っていました。
スワンベル
川沿いを歩いていると、ユニークな塔が見えてきました。
これがスワンベルという鐘楼。表面は銅で作られ、船の帆の形をかたどっているそうです。ブラックスワンの形だという説もありました。
植民地化から200年記念に、イギリスから送られた聖マーティン教会の鐘が収容されているのですが、残念ながらオープンは10時から。でも8:00の鐘を聞けたのはよかったです。
塔の形については、批判する市民もいたそうです。
パースのショッピング街へ
パース滞在中の移動の下調べのために、鉄道のエリザベスキー駅を経由して、地下鉄の駅まで歩いてみました。
まだ店は開いていませんが、この辺りがパースのショッピング街のようです。
地下鉄の駅や、Zaraやこの夏開店したばかりのユニクロ(上)があるのが、マーレーストリート。
その1つ南にあるのが、ヘイストリート。この辺りが、とてもにぎわっているようでした。
大きなクリスマスツリーもあります。リボンが一瞬、鳥居に見えてしまいました。
パース中心部には美しい教会もいっぱい! 下の写真は、ウェスレイ教会。
上は教会のように見えますが、パースの市庁舎でした。
面白いモニュメントもたくさんあります。ヘイストリートには、こんな銅像もありました。
さすが美しい街と言われるだけのことはあるな、と思います。
ロンドンコート
私たちが目指したのは、ロンドンコートという一角。
中世イギリスの町並みをほうふつとさせるショッピングスポットとして、テレビ番組などでよく取り上げられ、それで私たちもとても行きたくなったのです。
どうやらあの建物が、入り口のようですね。英国チューダー調の建物で、仕掛け時計もあるようですが、残念ながらまだまだ仕掛けは動きそうになく、あきらめて、中に入ってみることに。
入り口近くには、私が大好きな、アンティークの地球儀が飾られていました。1つ欲しい!
後ろ髪をひかれながら通りに出てみると、ここもまだ開店している店は少なめでした。今度は店が営業している時間帯に訪れてみたいです。
ちなみに上の写真にある騎士の像は、エリザベス1世の寵臣ウォルター・ローリー卿(ヴァージニアの命名者)だそうです。やっぱりイギリス! しかもチューダー朝時代ですね。
なお、この近くにはトリニティ・アーケードという通りもありました。
その名の通り、屋根のあるアーケード。雰囲気もあって、雨の時や、強い日差しから逃れたいときはおすすめです。
観光客用の店はなく、地元の人達用の店が並んでいました。パースの素顔を覗けます。
美しい教会と、道路の敷石
次の目的地は、ガイドブックにも紹介されている、ドームカフェ(ホテルに近いイーストエンド店)。
そこに行くため大通りを歩いたのですが、ここにも美しい教会が、たくさんありました。これは聖ジョージ大聖堂。
下は隣接するThe Deanery(大学学部長でもあった牧師の住居兼事務所)。現在は英国国教会の事務所にもなっている、歴史的な建物でした。
摩天楼もそびえ立つ大都会の真ん中に、こんな中世風の建物があっても、特に違和感を感じません。
大通りの敷石にも、ふと目がとまりました。
パースの歴史が刻まれているのかな?
他の街ではあまり目にしたことがなく、珍しいなと思いました。
ドームカフェで遅い朝食
パースに来るまで、ドームカフェという店の存在を知りませんでした。
西オーストラリア発祥の、コーヒーチェーン店だそうです。
さっそく入ってみましょう。天井が美しいです。
まさに「ドーム」という感じ。ソファもゆったりしています。
カウンターです。クラシックな感じがいいですね。
ケーキがおいしそう!
メニューも写真付きで親切でした。よく見ると、コーヒーの種類が多い!
普通のブラックコーヒー(ホット)はロングブラック。
フラットホワイトとは、ラテよりもコーヒー感が強い・ミルクの量が少ない飲み物のことだそうです。
ロングブラックと、フラットホワイトと、カプチーノを注文してみました。
カプチーノは模様がきれい。少しずつ飲み比べてみましたが、全体的に、オーストラリアのコーヒーは、コクがあるという感想が多かったです。
早朝空港に到着したので、お腹も空いていました。
サンドイッチを4人で分けて、ほっと一息。午後からのバスツアーに向けて、英気を養うことができました。
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