2019年7月13~15日、3連休を利用して、ピーチで台北を訪れました。
2日目の7月14日(日)は、バスであまり知られていない台北近くの観光地を巡っています。
最初の目的地は、三峡祖師廟という、素晴らしい芸術の殿堂。
次に訪れたのは、三峡老街です。
三峡老街
三峡は、かつて客家人が初期に台湾定住を始めた場所といわれています。
台北の南西部の山あいにあり、今でも日本統治時代に整備された古い街並みが残っています。
布や樟脳、木材やお茶などが高く売れたため、この街は繁栄していきました。
「老街(ラオジエ)」とは、昔ながらの古い街並みのこと。
ここは、100年前の面影を残す古い繁華街なのです。
レンガ造りのアーチがノスタルジック。
老街の入り口にある三峡派出所もレンガ造り。
アーチの中では、コマ回しに興じている人たちがいました。
台湾ではコマが学校の体育教育にも取り入れられ、大会で優勝すると、駅伝や甲子園で優勝するくらいの価値があるそうです。
アーチの内部の中には、土産物屋やカフェなども多く、私たちはここで梟の置物を買いました。
三峡老街のグルメ
三峡老街で有名なのが、なぜかクロワッサン。
厳密にいうと、台湾風クロワッサンと呼ばれている牛角パン(金牛角麺包)になります。
このお店も、クロワッサンで有名な店の1つ、「金三峡牛角」。
三峡祖師廟からも近く、何よりもマスコットが目立っていました。
私たちも、行列に並んでクロワッサンをいくつか購入。いろいろな種類があって、目移りしそう。
日本のクロワッサンと違って、バターが効いていて、なかなか美味しかったです。
台北のホテルに帰ってから、ゆっくり頂きました。
鶯歌陶瓷老街
三峡老街で買い物を楽しんだ後、バスで鶯歌という町を目指します。
お目当ては、鶯歌陶瓷老街(イングァ タオツー ラオジエ)つまり陶器の店が軒を連ねる昔ながらの町並み。
この街には、新北市立の陶器博物館もあるのですが、私たちは博物館前のさらに1つ次のバス停で降り、鶯歌陶瓷老街を目指しました。バスで大体15分くらいかな。
この高架下をくぐれば、鶯歌陶瓷老街まではもうすぐです。
やっと老街入り口(尖山埔路側)へ到着です。
焼きもの好きにはたまらない!
焼き物に興味がある夫には、この老街は魅力的な場所。
陶器の店が多く、見て回るだけでとても楽しい。きれいだなと思う器も、たくさんありました。
陶器に興味のない人でも、ノスタルジックな街並みは楽しめると思います。
私たちは、あれこれ店を覗いて回り、ピーチで移動するので荷物の重量が気になるのですが、お皿を2枚購入。帰国するまで、大事に私のリュックに入れておかねば!(割れ物注意)
街並みの中にも、「ここは陶芸の街だな」と感じされるものが、色々ありました。
鶯歌駅から台北駅へ
鶯歌駅は、陶瓷老街から徒歩で10分ほど。
レンガ造りの、なかなか立派な駅でした。
この駅は、台湾国鉄の駅。日本の駅と、どことなく似ていて懐かしい。
台北駅までは、約30分ほど。思ったより時間がかからず、いい旅ができました。
三峡でも鶯歌でもあまり日本人に出会わなかったけれど、とてもいい観光地なので、皆さんも是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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