2019年8月10日(土)。この日は朝からブハラ観光。
民族舞踊ショーのチケット購入
この日の夕方は、ホテルの向かいにあるナディール・ディヴァンベギ・メドレセで民族舞踊ショーを見たいなと思っていました。
まずはショーの始まる2時間ほど前に、あらかじめ切符を購入。
メドレセの中庭にテーブルが並べられ、周囲は土産物売り場になっています。チケットは、入って右側の方に机が出されており、そこで売られていました。
切符は1人35,000スムで、食事ではなく、お茶と豆菓子が出されるコースにしました。
実は私と長女が熱を出し、私はおなかの調子も悪く、夫も食欲があまりなかったので、結果的に安くついてしまいました(でも健康第一!)
猫に癒されるブハラ
体調が悪かったのですが、イスラムの国らしく(ムハンマドが猫を可愛がっていたらしい)、あちこちで猫を見ました。
人懐っこい猫も多いです。
猫好きにはたまりません。
日本ほどではないけれど、タキ・バザールにも猫グッズが売られていました。
猫に癒されたところで、夜の観光も頑張ろう!
民族舞踊時々ファッションショー
夜の6時頃から、民族舞踊ショーが始まりました。中央アジアの民族舞踊を見るのは初めてです。
中庭はお客でいっぱい。食事を注文する人も多いですが、私たちは豆菓子とお茶のコース。
民族舞踊は、女性たちが集団で踊るものが多かったです。
衣装がとても素敵ですね! 華やかで憧れます。
くるくると回転する動きも多く、中国が唐の時代、シルクロードからやってきたイランの舞姫たちが演じていた「胡旋舞(こせんぶ)」というのも、こんな感じなのかと思ったりしました。
エキゾチックな踊りにうっとり。
衣装も次々に代わり、見ていて飽きませんでした。
こちらは歌姫と楽団員の方々。
驚いたことに、ダンスの合間には、モデルさんたちによるファッションショー?がありました。
民族衣装なのか、斬新なデザインの服をまとった美女たちが、入れ代わり立ち代わり歩いてきます。
ヒヴァ旧市街でも感じたことですが、『銀河鉄道999』のメーテルのような帽子を、皆がかぶっていたのが印象的でした。これってウズベキスタンというよりは、ロシアのファッションかな?
約1時間のショーが終わるころにはもう真っ暗。
メドレセの門が、ライトアップされていました。
これが、イスラムの教義に反して描かれた顔。よく削られずに、今まで残っていたものです。
ブハラの夜景
炎天下の昼間と違って、やや涼しく感じられる夜のブハラ。
人々も、夜の方が活発に出歩いているようです。
割と遅い時刻だったけれど、小さな子供たちも(土曜日だから?)よく見かけました。
旧市街のメインストリートを歩いていくと、タキ・サラフォン(両替屋)へ出ました。
夜もしっかり営業しています。
さらに人々の流れとともに歩いていくと、カラーン・ミナレットへ。
ライトアップが素晴らしい!
複雑なレンガ模様の違いは、ライトアップされると、より一層印象的です。
帰りはバザールを通って帰ったのですが、昼間全然気が付かなかったハマム(銭湯)を見つけることができました。
伝統ある銭湯なんだろうな。夜ならではの発見が、色々あった日でした。
ふろすとさん こんにちは。
Lunaと言います。初めまして。
実は私もブログを書いていて、arimaさんから紹介いただきました。
主にオペラについて書いていますが、実は海外旅行も大好きで、「ウズベキスタン・サマルカンドに行きたい」とコメントにお返ししたのですが、ちょうどarimaさんも、この8月に行ってきたと伺いびっくりしました。
記事を楽しみに読ませてもらっています。この先のサマルカンドも楽しみです。
私も是非行くつもりなので、いろいろ教えてもらえれば幸いです。
P.S 素晴らしブログで感心します。そして他を拝見し、私も訪問しているところも少なからずあり、楽しく読ませてもらっています
・成都ー陳麻婆豆腐、私も行きましたが、2階があったのですね。私は一般中国人と思われ、1階で食べていました
・寸又峡ー夢の釣り橋、すごい行列ですね。私は冬に行ったので、ガラガラでした。
Lunaさま初めまして。コメントありがとうございます。
ウズベキスタンは、とても素晴らしい国でしたが、体調を崩してしまったのが心残りです。
生野菜や生の果物が原因だったのか、それとも1日の寒暖差が激しすぎたせいなのでしょうか。
腹痛と発熱に見舞われ、時間差で3人とも具合が悪くなっていました。
下痢止め(正露丸など)を、もう少し持っていけばよかったかなと思います。
もうすぐサマルカンドに入る予定です。
他のシリーズも読んでくださってありがとうございました。
寸又峡の夢の吊り橋は、ちょうど観光シーズンだったのでしょうね。私もびっくりしました。
今後とも、よろしくお願いいたします。