ビシュケクからバスで国境越え
2019年8月17日(土)、今日はキルギスを離れ、最後の訪問国カザフスタンのアルマトイへ移動です。
移動手段はイシク・クル湖への往復でも使った、西バスターミナル発の小型乗合バス(マルシュルートカ)。
切符はこの窓口で購入。アルマトイまで1人400ソムです。
9:30頃バスターミナルに着きましたが、乗客が揃い、出発できたのは10時過ぎ。
国境越えの時には、全員バスから降ろされます。迷子になったり置き去りにされたりしないよう、バスの車体と、同乗している人はしっかり覚えておきましょう。
私はうっかりこれを忘れ、1人旅だと迷子になるところでした。上の写真はアルマトイで撮影しましたが、ビシュケクでもバスの写真を撮るか、ナンバーを控えておくといいと思います。
ビシュケク市内を走っていると、こんな大きなモスクがありました。ビシュケクもあまり観光できませんでした。名残惜しい。さよならビシュケク。
1時間ほどで、キルギス側の国境へ到着。
バスから降り、徒歩でキルギスの国旗はためく出国審査の場所へ移動します。スポーツ少年団や地元の人、外国人観光客など国境越えの人々は割と多くて、15分くらいかかりました。
続いて、カザフスタン側の国境へ。国旗の色の水色に合わせて、屋根も水色です。
ここでも時間がかかり(スタッフは親切です)、全員が揃うまでしばらく待機。
その間に、キルギスの通貨をカザフスタンの通貨に両替することができました。
1,240ソムを両替すると、6,570テンゲになり、すぐにトイレで1人5テンゲ使用。
トイレはどこでも有料ですね。
雨のアルマトイ
国境を越えた辺りから、雨が降り出しました。
この旅行で雨に降られたのは、最初に訪問したソウル以来です。
雨のためか、また街の近くにに大きな商業施設があるためか、アルマトイ北西部で渋滞に巻き込まれてしまいました。
ビシュケクも、バスターミナルやオシュ・バザールはカオス状態だったのですが、ここは更にひどかった。
アルマトイは中国に近いため、中国のものらしきトラックも見ました。
順調にいけば、国境から3時間ほどでアルマトイに到着するはずが、4時間もかかってしまいました。
ビシュケクのバスターミナルで待っていた時間もカウントすると、約6時間。
さすがに疲れました。
サイランバスターミナルからホテルへ
私達が到着したバスターミナルは、アルマトイ北西にある、サイランバスターミナル。
酷い雨だったので傘をさし、スーツケースを持って、ガイドブックを見ながらホテルへのバスルートを調べ、バス停の場所も調べるという気力は、私達には残っていません。
しかもこんな時に限って、いつもわらわらと近寄ってくるタクシー運転手がいないのです。
雨だから? それともタイミングを逃したため?
ネットで旅行記を見てみると、タクシーが捕まらなくて困った人が他にもいました。時間には、余裕を持って行動した方がいいみたいですね。
仕方なく駐車場に行って、そこにいた人々と長女が英語で交渉し、やっとタクシーが見つかりました。もちろん白タクです。
グーグルマップを見ながら、何とか今夜の宿・ラハトパレスホテルまで私達を送り届けてくれました。
タクシー代は4,000テンゲ(約1,100円)。ホテルに到着したときは、皆ぐったりでした。
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