2019年夏の中央アジア旅行も、8月18日(日)アルマトイ滞在でいよいよ最後となりました。今日は1日アルマトイ観光です。
公園近くのRestobar d/30
28人のパンフィロフ戦士公園へ寄った後、少し休憩することにしました。
立ち寄ったのは、公園の近くにあったRestobar d/30という店。
店内も、お洒落で良かったのですが、
あまりに天気がいいので、外のテーブル席にしました。
ビッグアルマトイ湖では寒かったですが、アルマトイ市街はとてもさわやかで過ごしやすい。冷たい飲み物も大丈夫。
いかのフリッターが、昼食となりました。
ドスティク大通りを歩く
1998年までカザフスタンの首都であり、「南の首都」と呼ばれるアルマトイは、今もカザフスタンの経済・教育・文化の中心地。
人口も多く、首都のヌルスルタン(旧アスタナ)の倍近い人々が暮らしています。
カザフスタン一の大都会のため、ビシュケクから街に入った時は大渋滞でしたが、中心部はよく整備されていて、街並みがとても美しい。
緑がいっぱいです。木陰が歩行者にやさしいです。
「アルマトイ」とは「リンゴの里」という意味で、昔はリンゴがたくさんあったようですが、今は残念ながら、リンゴの木はほとんど見られません。
この道はドスティク大通りという、アルマトイの中心部。お洒落な飲食店やホテルが建ち並び、時々銅像が立っていたりという、素敵な場所でした。
ビシュケクでお世話になった、あのレストランの支店かな?
この立派な銅像は誰?と、後で調べてみたところ、カザフスタンの誇る哲学者・作曲者・詩人で文化改革者でもあるアバイ・クナンバイウルという人物でした。
来年(2020年)は彼の生誕175周年のため、大々的なイベントも予定されているとか。
コクトベ・パークへのロープウェイは大人気
このアバイ像の近くには、標高1,070mのコクトベに上るロープウェイがありました。
私たちも、Restobar d/30から、ここを目指してきたのです。歩いても30分弱。いい運動になりました。
コクトベは、アルマトイの数少ない?観光名所の1つ。とても人気があるようで、ロープウェイ乗り場には行列ができていました。
チケットは1人2,000テンゲ(約600円)。これだけだと安く感じますが、先ほどの店では冷たい飲み物(300ml)が900テンゲ(約270円)なので、やはり少し高いです。
ロープウェイは新しそうで、スピードも出ました。
距離も想像以上です。
ロープウェイからは、絶景が堪能できました。
コクトベ山上は遊園地 なぜかビートルズもいる!
ロープウェイから降りると、そこはちょっとした山上遊園地。
たくさんの市民や観光客でにぎわっていました。ちょっと懐かしい感じがします。
たくさんの人だかりがあるので、何かなと思ったら、
何と、ビートルズの銅像でした。なぜここにビートルズ? 彼らの影響力を記念したのかな?
山からは、アルマトイが一望できます。
遊園地の中は、露店や遊具がたくさんあり、歩くだけなら無料みたい。
動物園やちょっとした遊具(絶叫マシンはありません)がある遊園地って、昔は自宅近くにもたくさんあったな。
阪神パークとか、宝塚ファミリーランドなどが思い出されます。
山上のカフェ。
カフェに入らなくても、絶景は楽しめます。テラスのような展望台もありました。
日本とは大違い? 怖すぎる射的
このコクトベ・パークでとても印象に残っているシーンが、2つあります。
1つめは「射的」。「射的」といえば、日本では空気銃を使っているようですが、
これはどう見てもバズーカ砲では? 怖すぎる。
外国ってこれが普通なのかな? 旧ソ連だからでしょうか? 午前中訪れた28人のパンフィロフ戦士公園でも対戦車砲が普通に展示され、子供たちが遊んでいたけれど、お国柄でしょうか。
もう1つは、このアトラクション。現金つかみ取りのようでした。
日本でもあるらしいですが、見たのは初めて。射幸心があおられます。
なかなか難しそうでした。
コクトベ・パーク 地下鉄からのアクセス
アルマトイには地下鉄が走っています。
中央アジアでは、タシケントに次ぐ2番目の地下鉄路線。
80テンゲでトークンを購入して地下鉄に乗ります。
地下鉄1番線(1番線しかまだありません)アバイ駅が、コクトベロープウェイ山麓駅の最寄り駅です(徒歩5分)。
晴れた日には、ちょっと懐かしい気分になるコクトベ・パークに行ってみてくださいね。
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