2019年12月21日(土)、別府の老舗・杉乃井ホテルに1泊しました。
老舗ホテルに手が届く
別府に行くことを決めたのは、2019年11月。
韓国人観光客が大幅に減り、別府がダメージを受けているというニュースを見たためです。
人助けにもなるし、もしかしたらお得料金になってるかもと思って探してみると、杉乃井ホテルが予算内に収まりました。
本館(多分一番古い)洋室ダブル山側(眺望は期待できない)だけど、禁煙部屋だし、夕食も朝食もついている(バイキング形式)で、大人2人で41,800円。これなら手が届きます。
別府でも有名な老舗ホテルだそうで、どんなホテルかとても楽しみでした。
別府駅とホテルはシャトルバスで移動
杉乃井ホテルは、別府八湯の一つ、観海寺温泉にあります。
山の上に位置していますが、別府駅とホテルとの間は、シャトルバスが運行していました。
別府駅西口を出て右手へ進むと、案内所が見えてきました。
飲食物の販売はありませんが、休憩や待ち合わせができる、落ち着いた空間です。
待合所の向かいがバス乗り場。タイムズカーレンタルのすぐ横です。
大体1時間に4本。15分間隔で最終22:15別府駅発。
ホテルまでは約15分程でした。
ホテル内が広い!
この杉乃井ホテルは、本館、中館、HANA館にスギノイパレスなど、建物がどんどん横に拡張していました。
本館にある私たちの客室です。
コーヒーはなかったけれど、日本茶セットやお菓子はありました。
お菓子は初めて見る銘柄でしたが、とても美味しい!
こんな薄型テレビ、初めて見ました。
さて、別府温泉に来たからには当然お風呂。
まず大展望露天風呂の「棚湯」に行ってみたのですが、本館から一番遠い場所にあり、スギノイバレスに着いても売店エリアを通り抜けるなど、なかなか遠かった。
棚湯というのは、5段の湯舟を棚田のように並べたもので、別府の夜景が眺めます。どうせなら、天気のいい日の明るい時間に入ってみたいなと思いました。
翌日朝には、本館地下の「みどり湯」を利用しましたが、ここも露天風呂だったし、バリアフリー対応でとてもよかったです。
大満足のバイキング
食事会場は、本館の地下にあるバイキングレストラン「シーズ」。
夕食は早い時間帯は混雑するらしく、19:00にしました。
日本人だけでなく外国人も多かったし、車いすの方も複数見かけました。
和食・洋食・中華・郷土料理などバリエーションも豊富で、子供向けのメニューも充実しています。
ちょっと贅沢して、関アジを別途注文(660円)。我が家の忘年会となりました。
朝食会場も同じ場所です。
メインは和食にしてみました。朝からお蕎麦やすき焼きなんて、普段は絶対食べません。
作りたてのオムレツを半分ずつ。
デザートは懐かしのあんみつでした。
冬の夜の楽しみはイルミネーション
杉乃井ホテルでは、イルミネーションも豪華でした。
棚湯へ移動するときに見えた光景。湯けむりが、とても幻想的な味わいです。
ところで、なぜゾウがいるんだろう? 鬼山温泉のワニ同様、温泉=熱い=熱帯=ゾウ?
スギノイパレスの棚湯と並ぶ名物が、水着で楽しむ温泉「ザ アクアガーデン」。
ここでは夜に噴水ショーが行われ、浴衣でも見物することができました。
光と音と水が織りなす、幻想的な噴水ショー。
関西人なら(ある一定の年代以上なら)、こういう噴水ショーを見ると、今は亡き「ドレミファ噴水パレス」(神戸市の須磨浦山上遊園にあった施設)を思い出しますね(懐)。
この2つだけでもすごいのに、さらにプロジェクションマッピングまでありました。
スリランカ男性が作った作品で、作者自ら登場して挨拶し、映写スタート。
南国リゾート風の屋内ビーチ「アクアビート」(冬は休業)の外壁を利用して、迫力ある映像が次々映し出されます。階段やドアも、うまく利用されていました。
次回利用したい場所
今回水着も持参したのですが、なんだか寒そうだし、イルミネーションは見ましたが、「ザ アクアガーデン」は断念。でも面白そうなので、次回は挑戦したいです。
早朝6:00~9:00まではジムも無料だし、ボウリングも1ゲーム無料だったのですが、夜はイルミネーション見物で忙しく、朝は食事とお風呂でのんびりしていたら、時間がない。
館内で唯一?浴衣で行くことを禁じられている中館のイタリアンレストラン「アズーリ」も、ちょっと興味がありました。なかなかおしゃれなレストランのようですね!
外国人スタッフのホスピタリティが凄い!
この杉乃井ホテルで驚いたのが、外国人スタッフがとても多いこと。
外国人客が多いので、外国人スタッフも多くなったのかな? 若い人が多いから、別府市にある立命館アジア太平洋大学の学生がアルバイトしているのかもしれません。
流ちょうな日本語を使い、積極的にお客に話しかけるなど、ホスピタリティ(心のこもったおもてなし)の精神が凄い!
日本語も母国語も(おそらく英語も)使いこなせる彼ら・彼女らが、日本と諸外国の架け橋になってくれればいいなと思うと共に、「おもてなし」の心を、今度は私たち日本人が見習わないといけないなと思いました。
11:00のチェックアウト後、ロビーは立体駐車場へのシャトルバスを待つ人たちで混雑していましたが、そこでも外国人スタッフが大活躍。
私たちのように車がない宿泊客は少数派なんだなと思いながら、別府駅へ向かうシャトルバスに乗りました。
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