ニャウンウーの寺院を徒歩で巡る1 シュエズィー・ゴォン・パヤー

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2019年12月27日(金)、ヤンゴンから、仏教遺跡として有名なバガン観光の拠点となるニャウンウーへ、エアKBZで到着した私たち。

エアKBZでヤンゴン国際空港(国内線)からバガン(ニャウンウー)空港へ

2020年1月12日

明日合流する長女と、バガンの有名な見どころは見学する予定だったので、今日はニャウンウーに近い寺院を見学することにしました。

小雨のため、自転車やEバイクを諦めた

今朝出発したヤンゴンはいい天気だったのに、なぜかニャウンウーは小雨です。

『地球の歩き方』によると、ニャウンウーなどバガン周辺は、ミャンマーで最も降水量の少ない地域らしい。しかも今は乾季なのに、どうして雨が降るんだろう?

雨のせいで肌寒く、長袖や上着が手放せません。

ミャンマーは暑いと思って夏服ばかり持ってきたのに、どうしよう。

雨の中、自転車やEバイク(電動自転車という名目だけど、実はスクーターらしい)に乗る勇気は私にはありません(無免許)。

仕方ないので、『地球の歩き方』にはサイクリングコースとして紹介されているコースを若干アレンジして、徒歩で挑戦することにしました。

昨日、1日に2回もハーゲンダッツを食べてカロリーが気になっていました。ダイエットにはちょうどいいかも。

キャセイパシフィック&キャセイドラゴン航空でヤンゴンへ 機内も乗り継ぎも大満足!

2020年1月9日

寺院参拝のお約束 雨の日はきつい

ということで、今日から2日間お世話になるズフリティホテルを出発し、徒歩で最初の目的地、シュエズィー・ゴォン・パヤーに向かいました。

グーグルマップで見るとすごく遠回りの経路を示していますが、実際は道なき道(空き地の駐車場?)を通ったりしたので、もう少し近かったです。

途中で見かけた、日本の中古車らしきバス。

ミャンマーでは、日本車の性能が信頼されているため、敢えて日本の文字を消さないでそのまま使っていると聞きました。上の写真は、沖縄バスと書いているのかな。

この辺りには、至る所に仏塔や寺院などが点在していました。

そしてここが、寺院の入り口。上の写真は、雨がやんでいた帰りに撮影したものですが、行きは雨が降っていて大変でした。

まず、ここで靴や靴下を脱いで、裸足にならねばなりません。

入り口はかなり混雑。靴を持ったりする必要があるから傘も差せなくて濡れてしまうし、初日から散々な目に遭いました。日本から靴袋として、レジ袋を持ってきていたのは正解。

ミャンマーの人たちは慣れているのか、建物の外から裸足で歩いてくる人たちも多いし、小雨のためか傘を差していない人もいました。鍛え方が違う!

裸足で寺院の境内を歩きますが、雨が降っているので場所によっては床がどろどろ。

パンツの裾が汚れないか気になるし、床が濡れているので滑りやすくなっています。

気を付けながら歩きました。回廊では、バガンの入場料を払ったかどうかチェックもされました。

黄金の仏塔は大迫力!

さて、この寺院の特徴は何といっても黄金の仏塔。塔は1102年(平安時代後期)に完成しました。仏塔は「パヤー」、英語では「パゴダ」と呼ばれています。

この仏塔がが寺院の中心です。日本の寺院建築とは全然違う、東南アジアらしい雰囲気を感じました。

この塔はブッダの額の骨と歯が収められていると言われ、規模も大きく、境内も広くて立派です。

『地球の歩き方』によると、「シュエ」は金、「ズィーゴォ」はバーリ語の「勝利、栄光、祝福の土地」という意味だそうです。

その名の通り、仏塔以外の建物もきらびやかでした。

ところでこの仏塔、参拝者が周囲をぐるぐる歩いているのですが、時計回りに歩くべきか、それとも反対向きに歩くべきか悩みました。

正解は仏塔を中心に、時計回りで進むのが基本だそうです。

日本と違うもの、似ているもの

ミャンマーの人たちは信心深い。熱心に祈りを捧げておられます。

日本では賽銭箱の中身は見えませんが、ミャンマーでは紙幣がぎっしり!

ちなみにミャンマーでは硬貨がなく、少額でも紙幣が流通しています。だから日本円でどれくらいの金額なのか、ちょっとわかりません。

この馬は、参拝者から頭を撫でられていました。何かご利益があるのかな?

変わった動物?と言えばこれ。ガルーダでしょうか。

これはどうやら、獅子のようです。ちょっと日本と違いますね。

境内には、鐘もありました。日本よりも大分小さい。でも、自由に鐘をつけるようでした。

人の流れに従って歩いていると、門前町のような一角に出ました。

日用品から土産物まで、所狭しと売っている店が続きます。

さらに進んでいくとトイレがありますが、物乞いの人たちもいたりして、ちょっと立ち寄りがたい雰囲気だったので、退散しました。

この土産物店の並ぶ一角からも入場できたようです。

よく考えると、バガン入場料25,000チャットを既に支払っているのだから、別に寺院ごとに入場料を払う必要もなく、どこから入ってもいいということですね。

実際この後も、ミャンマーの寺院では入り口が各所にあり、仏塔や境内を巡っているうちに、どこから入ったかわからなくなり迷ってしまうということもありました。注意してください。

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