2019年12月30日(月) この日はミャンマー滞在4日目です。
インレー湖のボートツアーを楽しんだ私たちは、夕日のきれいなワイナリーとおいしいレストランへ行くために、宿(ジプシーイン)でトゥクトゥクを手配してもらいました。
町の中心部にあるシャンヌードルの名店
ワイナリーを見学した私たちを乗せたトゥクトゥクが次に向かったのが、ニャウンシュエの中心部にあるNAUNG INLAY SHAN NOODLE SOUPという店。
トゥクトゥクとはここでお別れ。ここまで走ってもらって、12,000チャットでした。
ここは市場やスーパーマーケットもある、ニャウンシュエの中心部。
トゥクトゥクに乗らなくても、歩いてホテルに帰れる場所でした。
お目当ての店はというと、小さな大衆食堂のような店で、今回のミャンマー旅行で初めて利用する庶民的な店です。
でも店内に入って、すぐにこの店がただものでないことがわかりました。
それは店内の壁に貼られた、手作り感満載の各国語対応メニュー。
これは業者に頼んで作らせたのではなく、この店の料理がおいしくて、店のために一肌脱いでいる観光客が作ったものでは?などと、勝手に考えてしまいます。
とりあえず、店長おすすめのものを食べた方が間違いがないだろうと考え、シャンヌードルスープ(チキン)を手堅く注文。
他にチャーハンや茶葉サラダも注文しました。
これだけ頼んでも、なんと4,500チャット。
3人分の食事が、341円ほどです。これには本当にびっくり! コスパ最強です。
シャンヌードルとは
さて、ミャンマーに来るまで全然知らなかったシャンヌードルという料理ですが、インレー湖のあるシャン州の麺料理。
シャン州には、ミャンマーでビルマ族の次に人口が多いというシャン族が住んでいます。
長女は事前に調べていたようで、「普通のミャンマー料理よりも、シャン族の料理の方が日本人の口に合っておいしいらしい」と教えてくれました。
個人的にはカレーよりも麺料理が好きだし、米の麺がもちもちしていておいしい。
ごまの風味もよかったし、あまり辛くなくてよかったです。
茶葉サラダの方が、ピリ辛でした。
私たちは店長おすすめのチキンを注文しましたが、クリーミーグラムの方を一押しされているブログもあるので、両方食べ比べてみたいなと思いました。
店内で驚いたこと2つ 猫とはさみ
この日はなんと、店内に猫がいました。
とても人なつこい猫で、テーブルの下に来たので呼びかけると、膝の上に乗ってきます。
撫でてもちっとも嫌がらない。この店のマスコット猫かな?
私も長女も猫好きなので、これには大喜びでした。
でも世の中には猫嫌いの方もおられるし、そうでなくても「飲食店の中に動物がうろうろしているなんて」と思われる方もいるだろうから、このあたりは好き好きですね(でも悪さはしない、賢い猫です)。
あともう一つ面白いなと思ったのが、調理場の光景がよく見えること。
と言っても、店内の一番奥のテーブルで下ごしらえをしているのが見えるだけなのですが、我が家の調理風景とずいぶん違っていました。
包丁を使わず、料理用のはさみでキャベツなどをざくざく切っていくのです。
よく考えると、包丁ならけがをする心配がありますが、はさみだとけがはしません。
実はこの店だけでなく、ミャンマーでは普通の光景のようで、この2日後に訪れたヤンゴンの鉄道でも、車内販売の人たちがはさみで野菜を切っていました。
とても合理的でいいなと思いました。
大抵の料理って、もしかしたら料理用のはさみでできてしまうのかもしれません。
こんなことを考えながら、ニャウンシュエの町を歩いてホテルに戻りました。
想像以上に外国人向けの店やホテルも多く、インレー湖が外国人(特に欧米人)に人気のエリアだというのもよくわかりました。
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