2019年12月31日(火)、ミャンマー滞在5日目です。
この日はニャウンシュエのホテル・ジプシーインでタクシーを手配していただき、カックー遺跡やワイナリーを訪ねた後、ヘーホー空港に移動しヤンゴンへ行くという日程。
まずは最初の目的地、カックー遺跡を目指していたと思っていたのです。
謎の作物の正体は?
カックー遺跡はニャウンシュエから南東約70kmほど離れた場所にありました。
タクシーだと、2時間弱くらいです。
遺跡に行く途中、見たことのない作物を植えている畑をあちこちで見ました。
穀物のようだけれど、稲ではありません。何だろう?
ミャンマーはビール製造が盛んな国だから、大麦かもしれません。
まるでウー・ベイン橋! 知られざるインレー湖西岸の名所
最初に停車したのは、Maing Thouk Wooden Bridgeという場所。
インレー湖西岸のマインタゥク村にある、木の橋です。
グーグルマップで見てみると、雨季と乾季で全然違う地形になるせいか、とても橋があるとは思えない場所にピンがありました。
ガイドブックにも載っていない、3人の誰もが知らなかった場所。
ウー・ベイン橋と同じような橋が、ここにもあったとは。
ちょっと看板のスペルが気になります。「友情の橋」なのかな?
温泉のあるカウンダインとを結ぶ渡し場があり、船がたくさん停泊していました。
でもニャウンシュエほど騒々しくなく、伝統的なフレーと呼ばれる小型ボートを操るインダー族らしき女性がちらほら(エンジンはなく、手こぎです)。
ウー・ベイン橋ほど有名ではないのか、観光客もあまりいないのですが、なかなかいい風情。
渡る時間もあったので、対岸までは行きませんでしたが、少し渡ってみました。
手すりのない橋は川に落ちてしまいそうでとても苦手なのですが、幅があったので、これはそんなに怖くなかった。
でも手作り感満載の橋は、別の意味でスリリング。何年ごとに補修しているのかな?
橋の両側には、レストランやカフェもあります。
昨日ボートツアーで見た、浮き畑もありました。
ボートツアーでは、普通このあたりには行かないのでしょうか。
後で調べてみると、この橋はニャウンシュエから自転車で行ける距離らしく(1時間ほど走る)、訪れる人もちらほらいるそうです。
観光客が余りいない、地元の人たちの生活に触れるこの橋を訪れて、本当によかったと思いました。連れてきてくれた運転手さんに感謝です。
少数民族の暮らす地域
この後、タクシーはどんどん山間部に入っていきます。
ミャンマーの農村風景を、堪能することができました。
昨日空港からニャウンシュエを訪れたときと同様、今回も車道を悠然と歩いてくる牛の群れにも遭遇。
日本ではなかなか見られない、珍しい光景でした。
時折、見たことのない服装をしている少数民族らしい人々にも出会いました。
黒と赤いターバンが印象的な服装の、パオ族という少数民族です(ターバンは赤とは限りません)。
ミャンマーが多民族国家であることを、改めて認識。
目指すカックー遺跡は、彼らが暮らす地域にあるようでした。
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