2020年1月19日(日)、初めて京都府宮津市を訪れることができました。
宮津市へ行くには、JR福知山線から京都丹後鉄道に乗り換える必要があります。
明智光秀を苦しめた黒井城を車窓見学
JR福知山線で、まずは京都府福知山市へ移動。
場所はJR黒井駅(兵庫県丹波市)。車窓から面白い光景が見えました。
それがこの黒井城(山頂部が城跡)。戦国時代、明智光秀を散々苦しめた城でした。全山要塞化されているみたい。
城主は荻野直正(養子に入ったので、旧姓は赤井)。「丹波の赤鬼」と異名をとる戦上手です。
荻野直正が病没してから、ようやく光秀は黒井城を落城させることができたのです。
今は黒井城の「御城印」も大人気のようですね(城跡に上らなくても貰えるそうです)。
私も黒井城に興味があるのですが、城郭検定を持っている同僚に「山がハードなのでお勧めしません」と言われ、まだ行く勇気がありません。いつかご縁があるかな?
京都丹後鉄道は私鉄だった
私は鉄道で丹後を訪れるのは初めて。
夫は昔行ったことがあり、その時の記憶で、JR福知山線から乗り換えるというのはわかっていました。
でも「北近畿タンゴ鉄道」には、JRから共通切符で乗れると思っていて、自宅を出たことが早かったこともあり、IC乗車券でそのまま宮津まで行けると思っていました。
でも実際は、福知山駅でJR線は終わり、そこから「京都丹後鉄道」という私鉄に乗り換える必要があったのでした。IC乗車券だったので、さらにややこしいことに。
まず1階の改札窓口で、JRの料金を精算してもらいます。このような券をもらいました。
そして再び2階へ。ここで京都丹後鉄道の切符を購入しました。
明智光秀ゆかりの福知山城を持つ福知山市。ここも大河ドラマ放映で、注目を浴びていますね。
初めて見た京都丹後鉄道の列車にびっくり!
テレビでは時折見たことがあるけれど、京都丹後鉄道の観光列車を初めて見ました。
第三セクター鉄道だった「北近畿タンゴ鉄道」から、高速乗合バスで知られるウィラー社に事業が譲渡され、事業再生にあたっています。
福知山城を背景に。お城はビルとビルとの間にあります。わかるかな?
私たちの乗る列車はこちら。
JR九州のななつ星など数々の列車デザインで知られる水戸岡鋭治氏がリニューアルを担当した、新しい特急列車「丹後の海」です。
青が好きな私には、うれしい色。
車内も豪華でびっくり! スーツケースも置けるかな?
照明も素敵です。
普通の座席もあるのですが
サロン席に乗ってみました。
当時は新型コロナウィルスがまだ大きな脅威とはなっておらず、この車両も、中国系観光客ですぐにいっぱいになりました。今はどうなっているのかな?
乗車券のほかに特急券も必要だったけれど、とても美しい列車に乗れて、素敵な時間を過ごせました。
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