白兎神社はパワースポット
2020年12月26日、大阪発のHIS日帰りバスツアーに参加しました。
鳥取カニカニカーニバル♪なんと!たっぷりカニ約4杯分で21品
砂丘センター見晴らしの丘の2階でカニづくしの昼食と鳥取砂丘観光を堪能した後は
白兎神社の参拝です。
鳥取砂丘出発直後、HISからお土産のチョコレートが配布されました。
また以前のように、自由に日本をかけめぐりたいですね!
鳥取砂丘から20分程で到着した白兎神社は、「いなばの白うさぎ」の主人公がご祭神。
大国主命に助けられたあのうさぎです。
それがなんと、恋のパワースポットとして大人気になっていました。並み居る兄弟の中から、末弟の大国主命が八上姫と結ばれると、白うさぎが予言したので「縁結びの神様」とされています。
日本で初めてのラブストーリーの発祥地「白兎」として、2010年には「恋人の聖地」に認定されたそうです。
境内には、この伝説をモティーフにした砂像もありました。
後で気がついたのですが、鳥居横のピンクのポストは、ここからラブレターを出すと効果てきめんという噂の「すご!ウサ縁結びポスト」なのだとか。
それにしても、ハートマークやイルミネーションがすごい!
うさぎがいっぱい! うさぎ好きにはたまらない白兎神社
名前が「白兎神社」なので、境内には砂像の他にもうさぎのモティーフがたくさんあります。
手水舎にも
参道の脇にも
色んなポーズ、表情のうさぎがたくさんいました。なぜか石が載せられています。しかも皆、白い石。
これは社務所でいただく「結び石」らしく、願いを込めてうさぎの像に載せていくらしいです。
鳥居の上に載せても願いが叶うようで、うまく投げて鳥居の上に載せている人もいました。
恋愛だけではなく、いろいろな良いご縁を祈願しよう
白兎神社は、とても小さな可愛らしい神社です。
年末年始の「分散参拝」や「幸先詣」が奨励されているため、これが私達の「初詣」になるかも知れません。
健康や仕事、対人関係など、良い「ご縁」がありますように。
御朱印もいただきました。ここにもうさぎがあしらわれています。可愛いですね。
ハートの絵馬がびっしり!
菊座石と御身洗池
白兎神社は小さいながら、拝殿と本殿がある本格的な神社でした。下の写真が本殿です。
現在の神社は、慶長年間の末(江戸時代の初期)、鹿野城(鳥取市)城主の亀井茲矩(かめいこれのり)によって再建されたもの。
本殿を支える土台石には、菊の紋章が彫刻されており、「菊座石」と呼ばれています。
全国的にも珍しい座石だそうです。
皇室と関係があるのかな?
また、境内にある池は「御身洗池(みたらしいけ)」と呼ばれ、白うさぎが傷ついた体を洗い、療養した池なのだとか。
不思議なことに、大雨でも日照りでも水位は変わらないそうです。
別名「不増不滅の池」。神秘的なこの一帯は日本遺産にも登録されているそうです。
白兎海岸と淤岐ノ島
白兎神社の前にある国道9号線を渡ると、白兎海岸が見える歩道橋があるので、そこから白兎海岸を眺めることにしました(海岸まで行く時間はありませんでした)。
対岸に見えるあの島が、うさぎが住んでいたという淤岐ノ島(おきのしま)。
うさぎは島で一人ぼっちなのが嫌で、因幡国に渡りたかったのです。
でもよく見てみると、ちょっと距離が短いのでは? 頑張ったら泳げそうにも思えます(波が荒いから怖かったかな?)。
島と対岸の海中には岩がいくつもあり、それがちょうどサメの背びれのように見えたところから、白うさぎ伝説が生まれたという話もあります。それにしても物語に出てくるワニザメって、とても怖そうな名前です。
山陰海岸ジオパークのジオサイトでもあるらしく、夏は海水浴場にもなるとか。
冬の日本海はとても冷たそうだけれど、夏の賑わいも見てみたいなと思いました。
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