2021年の大晦日、沖縄を訪れていた私たちは、バスツアーに参加しました。参加したのは
いざやんばるへ!クイナの森とマングローブ林・大石林山を巡る、やんばる国立公園自然満喫コース
という、Jumbo Tours主催のツアーです。料金は大人1人9,000円(通常は1万円 沖縄県民だと5,000円)で所要時間は約12時間。
マングローブ林や昼食、沖縄最北端の辺戸岬、大石林山の絶景についてはこちらをご覧ください。
ヤンバルクイナとご対面! 展示パネルで学ぶクイナとの共存
次に訪れたのは、
ヤンバルクイナ生体展示学習施設クイナの森という施設。
広い国頭(くにがみ)村の「安田(あだ)地区」にありました。
日本で唯一の飛べない鳥・ヤンバルクイナが見られる場所です。とても楽しみ!
施設には、巨大なヤンバルクイナがお出迎え。大きさの感覚がなくなりそうですが、実際は
こんな感じ。全長35cm、体重400gほどの、かわいい小さな鳥です。
このヤンバルクイナの名前は「クー太」。
クー太はとても人懐っこいのですが、野生では、ヤンバルクイナは滅多に見ることができないのだとか。しっかり心に姿を刻みつけておきましょう。
部屋にある展示パネルを読んでいくと、ヤンバルクイナについて色々なことがわかりました。
やんばるの自然には存在しなかった、人間が持ち込んだペット(犬や猫)、ハブ退治のため導入されたマングースに捕食されるヤンバルクイナや
自動車にひかれて命を落とす(ロードキルと呼ぶらしい)ヤンバルクイナが、近年増えているそうです。
人間が少し気をつけて暮していけば、ヤンバルクイナも再び、昔のように増えていくのではないでしょうか。
貴重な固有種ヤンバルクイナを、みんなで守っていきたいなと思いました。
最後のお買い物スポットと素敵なプレゼント
ヤンバルクイナを見た後は、道の駅ゆいゆい国頭へ。
ここは沖縄県最北端の道の駅だそうです。
ここで最後のお買い物タイム。
2021年7月の世界自然遺産登録で、この道の駅も盛り上がっていました。
道の駅を出て那覇へ向かう途中、添乗員のエルさんから、またまたちょっぴりプレゼント。
大宜味村農家山漁村生活研究会特産の、無添加100%シークヮーサーゼリー(上)と
国頭村 奥みどり茶チーズタルト。
どちらもとても美味しくて、ツアーの後、ホテルで美味しく頂きました。
私達の解散場所・Tギャラリア沖縄前に到着したのは、18:40頃。渋滞の影響も受けず、ほぼ予定通りの時間でした。プレゼントもたくさんもらえたし、移動時間は音声ガイドで、沖縄ややんばるについていろいろなことも学べたし、とてもお得感のある楽しいツアーでした。
追記:2022年2月26日付朝日新聞be(土曜特別版)に、ヤンバルクイナなど、やんばるの希少種保護に取り組んでおられるNPO法人「どうぶつたちの病院 沖縄」理事長・長嶺隆さんが紹介されていました。クイナの森で、「クー太」の健康状態も確認されているそうです。詳しくはこちらを。
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