久々の1泊2日バスツアー
先週末、大阪・梅田発HISバスツアー
信州産あま~い3種のいちご狩り食べ放題♪嬉しい2名様1室でも
に参加しました。価格は2人分で43,960円と破格の安さ。
それなのに大型バス1台に参加者はわずか22名。グループ間の一列を空席にするなど、感染防止対策は徹底されていました。いつものツアーならご法度のリクライニングも、この状況ならOK(と言っても私たちは最後尾だったのであまり関係ありませんでした)。
SA敷地内に城跡が!
最初の目的地は高遠城址公園。
大阪梅田を7:30に出発したバスは、ひたすら高速を走ります。4月9日(土)は天気も良く、あちこちの桜が美しく、高速道路でも十分花見が楽しめました。
最初の休憩地点・多賀SA(9:08~9:20滞在)で見た桜。
なんとここ(SA敷地内)は、敏満寺城という中世の城郭寺院(天台密教の寺院が城塞化)があったのです! 土塁や櫓台(やぐらだい)の跡が残っています。戦国時代に、浅井長政や織田信長の攻撃を受けて焼失してしまったのだとか。戦国時代は(近江に限らないかもしれませんが)、本当にあちこちにお城があったのですね。
多賀SAは、バスツアーの休憩場所として利用したこともありましたが、今回桜に誘われて偶然この案内板に気がつき、思わぬ発見をすることができました。城跡のあるSAって、とても珍しいのでは?
ちなみに場所は、上り線SAのスタバの更に奥です。ちょっとした東屋もあって、休憩にももってこいでした。
恵那峡SAでなぜか北陸のラーメンに舌鼓
次に休憩したのは、中央自動車道の恵那峡SAです。
当初、ビアンデさくら亭での自由昼食となっていたのですが、なぜか当日、恵那峡SAでの自由昼食となりました(10:50~11:30)。
添乗員さんは、フードコートが混雑していないか心配されていましたが、大丈夫。
ここで利用したのが、らーめん蔵やでした。
ここは岐阜県だから、当然高山ラーメンがメインなのかなと思っていたら、目を引くのは「富山ブラック」や「いしるラーメン」など、北陸発祥らしきラーメンばかり。
後で地図で確認してみましたが、特にここが、日本海と近いわけでもありません。でも私たちは富山ブラックもいしるラーメンも初めてなので、注文してみました。
夫が注文した富山ブラック(830円)。スープは思ったほど黒くなくて、海苔の黒さのほうがインパクト大! でもなぜ「富山ブラック」というのかな?
調べてみると、富山県発祥の濃口醤油を使ったラーメンで、労働者の方が御飯のおかずとして食べられるように、チャーシューがたっぷり入った濃い味付けのラーメンが戦後すぐに誕生したそうです。
実際夫も「塩辛かった」と言って、午後の車中で喉が渇いたそうです。肉体労働していないから、仕方ないかな。
そして私が注文した、いしるラーメン(900円)。
「いしる」とは、石川県奥能登地方で作られる魚醤(ぎょしょう 魚介類に塩を加えて発酵・熟成させた調味料)のこと。秋田県のしょっつるや香川県のいかなご醤油と並んで「日本三大魚醤」の1つとされているそうです。すごいんですね!
私はてっきり、メニュー写真でもインパクトがあったホタルイカが「いしる」だと思っていました(無知)。
こちらは海苔こそなかったものの、ホタルイカやワカメが入っていて、結構味に深みがあるというか、海を感じられたラーメンでした。ホタルイカってラーメンに入っていても美味しい!
なお、「せっかく岐阜県に来たのだから、岐阜の名物を食べたい!」という方向けに、「鶏(けい)ちゃんラーメン」という、下呂市や郡上市周辺の郷土料理をアレンジしたラーメンもあるそうです。詳しくはこちらを御覧ください。
多賀SAも恵那峡SAも、以前訪れたことはあったのですが、今回新しい発見や学びがあって、とても良かったなと思いました。
昼食後、HISからのプレゼント(びわゼリーセット)を車中で頂き、高藤城址公園までもう一走りです。
コメントを残す