2022年7月28日(木)、トラピックス兵庫県民割ツアーに参加しました。ツアーの名称は
■兵庫県割■(北野ホテル集合)憧れの神戸北野ホテ
神戸北野ホテルのダイニングイグレックでランチの後、14:45出航の御座船安宅丸でいよいよ港巡りに出発です!
川崎重工業神戸工場で潜水艦や液体水素運搬船を見た!
神戸港出航。最初は2階の船室にいたのですが、エアコンがあまり効いていなくて、途中から1階に移りました。進行方向右側に見えるものを説明してくれるので、右側に座るといいと思います。
神戸メリケンパークオリエンタルホテルに隣接する中突堤旅客ターミナルに接岸しているのは、独立行政法人・海技教育機構の練習船・大成丸のようです。
反対側には、モザイク大観覧車がシンボルの神戸ハーバーランドumie。
川崎重工業神戸工場です。
第4ドックではないかと思うのですが
運よく潜水艦を見ることができました!
しかも2隻も! 海上自衛隊の潜水艦は、日本国内では川崎・三菱の両造船所のみで修理・建造が行われているそうです。
川崎重工業が製造した、世界初の液体窒素運搬船・すいそふろんてぃあも見ることができました。
川崎重工業神戸工場の浮きドック(船の修理・点検施設)は、日本でも最大規模の大きさなのだとか。
三菱重工業神戸造船所と神戸空港
次に見えてきたのが、兵庫津(ひょうごのつ)。
平清盛が人工島(経が島)を建設して日宋貿易の拠点となった大輪田泊(おおわだのとまり)が、鎌倉時代にさらに改修されて「兵庫津」という良港になりました。
さらに進むと、三菱重工業神戸造船所。三菱電機もここから分かれたのだとか。和田岬一帯に、甲子園球場の約30倍もの敷地を持っています。神戸市最大の事業所だとアナウンスがありました。
この日は潜水艦を見ることはできませんでしたが、巨大クレーンは迫力があります。
私の亡き祖母が戦時中ここの食堂で働いていて、私も結婚まで和田岬が本籍地だったので、懐かしいような気分になりました。
明石海峡大橋を遠くに見ながら
方向転換すると、海の中に突き出た橋のような建造物が! 海釣り桟橋かと思っていたら
神戸空港(上写真の右側)の夜間誘導灯でした(恥)。
知られざる神戸の名灯台
知らなかったものは、他にもありました。
珍しく進行方向左側に出現し、撮影準備が整わなかったのと、そちらの方向に乗客がいたので、うまく撮影できなかったのですが
日本で唯一、文字の書かれた灯台である神戸第1防波堤東灯台。
安全祈願のため女性書道家が書いて神戸市に寄贈した文字を、神戸開港百周年記念事業として、海上保安庁の許可を受けて灯台に掲げたそうです。本来は法律で、灯台には文字を書いてはいけないことになっているのだとか。
陸上からは近づくことができず、海釣り渡し船か港巡りなどのクルーズでないと、文字がはっきり見えないそうです。
充実したクルーズ 帰りのタクシー駐車場所に注意
安宅丸は、ポートアイランドと三宮を結ぶ神戸大橋や
神戸ポートターミナルや
メリケンパークを見ながら中突堤に戻りました。
あっという間の45分間でした。詳しい航路図はこちらをご覧くださいね。
個人的には、大阪湾デイクルーズよりも見どころが多かった気がしました。
神戸港巡りは小学校の遠足や家族で行った昔の思い出しかなかったのですが、いま改めて体験してみると、新しい発見も多くてとても面白かったです。
最後に三宮駅までタクシー移動があるのですが、添乗員さんにもらった地図の場所にコスモタクシーがいなくて、ちょっと焦りました(別の場所にいた)。
「№1のバスマークのところ」というのがどこかわからなくて、グループの人たちもかなり困っていたようでした。
結局、少し離れたロータリーの西側で待ってくれていたのですが。
阪神電車の神戸三宮駅に到着したのは、15:50頃。こういうゆとりのあるツアーもなかなかいいものだなと思いました。
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