2022年7月16日(土)~17日(日)に、初めて長崎県の壱岐を訪れました。
弥生時代の大規模な原の辻(はるのつじ)遺跡や壱岐市立一支国(いきこく)博物館を訪れた後は
再び壱岐市内のパワースポットである有名神社をめぐります。カメラの不調でピンボケの写真となりますが、どうかご了承ください。
壱岐のモンサンミッシェル 小島神社
最初に訪れたのは、最近注目のパワースポットになっている小島神社。
内海湾(うちめわん)に浮かぶ小さな島(小島)にある神社です。
絶景だけど、下りが怖かった坂道や
海辺の道を電動アシスト自転車でまっしぐら! あの島がそうかな?
小島神社が見えてきました。うっすらと海中に参道が見えているのがわかるでしょうか。この小島には、神様が宿っておられるとのこと。
1日に2度、干潮の時にだけ聖なる島への参道が現れて、歩いて神社に参拝することができるのです。
干潮時の様子が、案内板で紹介されていました。なるほど、「壱岐のモンサンミッシェル」と呼ばれるのもわかりますね。
この日の干潮は18:18。まだまだ海の水は深そうですが、干潮を待ちわびる人たちが、駐車場などにたくさんいました。本当に人気のパワースポットなんですね。
満潮で小島神社に渡れない場合は、岸壁にあるこの小さな神社に参拝できます。
干潮で歩いて渡る場合は、足元に十分気を付けましょう。
なお、壱岐の神社は宮司さんが常駐されていない場合が多く、小島神社の御朱印は予約(0920-45-1263)が必要。
小島神社は社務所もないため、壱岐の東端にある寄八幡(よりはちまん)神社の社務所で頂くそうです。少し離れているので、気を付けてくださいね。
全国にある月讀神社の総本社
最後に訪れたのは、月讀神社(つきよみじんじゃ)。
その名の通り、天照大御神の弟である月讀命(つくよみのみこと)=月の神様を祀る神社です。
『日本書紀』によると、京都の松尾大社内にある月讀神社は壱岐から分霊されたらしく、壱岐の月讀神社は全国の月讀神社の総本社になるそうです。
郷ノ浦と同様、博多港と結ばれている芦辺港を見ながら、自転車を走らせました。
45分ほど走って月讀神社に到着。
急な石段が気になりますが、頑張って登りましょう。
降りる時が怖そうです。
やっと拝殿に到着。
私たちが到着した時には、ちょうど観光バスの団体客も降りてきて、少し境内が混雑していました。全国月讀神社の総本社ということで、参拝者が多いのかな。
宮司さんもおられ、御朱印をいただきました。ただし書置きです(500円)。受付は10時から17時までだそうです。
社務所の横には、赤い鳥居がありました。古い石塔がミステリアス。
よく見ると、「月弓命」「月夜見命」と書かれています。
神社の説明板によると、この神社の祭神は「月弓命」「月夜見命」「月読尊」の三神ですが、すべて同じ月の神様のよう。
安産祈願、病気平癒、五穀豊穣、大漁祈願、商売繁盛、航海安全、暦・潮の干満など月にまつわる全ての願いごとを聞き届けてくださるのだとか。
何はともあれ、旅行が無事に事故などなく終わりますようにとお祈りしました。
壱岐にはこのほかにも、多くの神社がありました。
一説によれば、1,000以上もあるのだとか。時間の都合で通り過ぎた神社もたくさんあり、ちょっと心苦しかったです。
でもお祈りのせいか、交通事故にも遭わず、天気にも恵まれ(1日違っていたら大変なことになっていました)、無事に壱岐を出発することができました。
神様たちのおかげかな。本当にありがとうございました。
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