2022年8月26日(金)、HIS日帰りツアー(京都発)に参加しました。ツアーの名称は
◆京都発◆京都の夏の風物詩!貴船の川床料理とパワースポット貴
というもので、きょうと魅力再発見旅プロジェクトの対象コースです。
旅行代金は1人12,980円のところ、支援金5,000円が出るので、実質7,9800円のツアー。京都応援クーポンも、1人2,000円もらえます。バスは1台でしたが、ほぼ満席の37名参加という大人気ツアーになりました。
貴船神社結宮 ご利益が実証された縁結びの神
貴船川の川床料理店・仲よしで昼食を頂き、貴船神社の奥宮にまず参拝した後は、
自由時間を有効に生かすべく、貴船神社の結社(ゆいのやしろ)から本宮を目指します。
奥宮と本社の中間にある結社は、神武天皇の曽祖父・ニニギノミコトの后となった木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)の姉・磐長姫(イワナガヒメ)を祭神としています。
姉妹の父である山の神は、2人をニニギノミコトに嫁がせたのですが、醜い磐長姫は父のもとに返され、それを恥じた磐長姫はこの地にとどまり、人々に良縁を授ける神になったのだとか。
磐長姫ってなんていい人なんだろうと思います(神様だったら当たり前?)。
普通なら運命を呪い、人の不幸を願ってばかりいるかもしれないのに。
彼女に祈り、夫婦仲を取り戻した和泉式部の歌碑。貴船神社の神の縁結びのご利益がよくわかります。
ご神木の桂。
樹齢400年だそうです。境内にはほかにも、「天磐船(あまのいわふね)」という石が奉納されているらしいのですが、気が付きませんでした。どこにあったのかな?
貴船神社本宮
結社から貴船川の下流を徒歩5分ほど歩くと、本宮に到着です。
灯篭がずらりと並ぶ灯篭階段は風情があり、ライトアップされた紅葉の時期に来るのもいいですが
夏の昼下がりに見る、青モミジの緑に映える赤い灯篭もとても鮮やかで美しいですね。
1046年(平安時代中期)に洪水が起こり、元々の本宮だった奥宮からこの地に社殿が移され、本宮となりました。
参拝者や御朱印を求める人が列を作っています。あまりのんびりしていられない時間だったので、ここでしか頂けない奥宮の御朱印は泣く泣くあきらめました。
絵馬発祥の地らしく、立派な馬の銅像がありました。昔の歴代天皇は、干ばつの時には黒馬を、長雨には白馬を奉納して祈願をしていたそうです。やがて生きた馬に替えて、馬形の板に着色した「板立馬」を奉納するようになり、これが「絵馬」の原型となったそうです。
馬の像の横には、青モミジの絵馬が並んでいます。夜に訪れると暗くて銅像や絵馬もよく見えなかったのですが、昼間だといろいろなものがよく見えてよかったです。
参拝や御朱印に負けず劣らず人気があるのが、水占みくじ。この日は本当に人が多く、水に浮かべるのも一苦労の様子でした。私たちはやりませんでしたが、時間に余裕をもって占ってくださいね。
神の水は、美しい自然に守られているようです。
境内にある龍泉閣には、涼しげな風車。
ここからの青モミジの眺めも、とても美しかったです。秋の紅葉、夏の涼しさと青モミジ。どちらも捨てがたいなと思いました。
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