2023年4月21日(金)、立山ロープウェイと立山高原バスを乗り継いで、立山黒部アルペンルートの中間点・室堂(むろどう)に到着しました。
たくさんのアジア系外国人観光客に混じって、雪の大谷ウォーキングを楽しんだ後は、
今夜の宿であるみくりが池温泉に向かいました。
雪が苦手だと大苦戦! 道なき雪原を歩く
室堂ターミナルからみくりが池温泉までは、公式HPでは徒歩15分と書かれていました。
通常の時期なら全然問題なかったのですが、4月の立山はまだ雪深く
室堂ターミナル周辺は除雪されていたものの、
建物の裏手に行くと
完全にゲレンデ状態でした。
地図で見ると青く塗られているみくりが池(上)も、まだ真っ白に氷結しています。こんな光景、初めて見ました。
青い空に雪の山々がくっきり見えます。右端の山が、立山の神を祀る雄山(おやま)神社が鎮座する雄山。小さく建物が見えます。余談ですが、「立山」という山はないというのを、この旅で初めて知りました。「立山連峰」という山々の連なりなんですね。
眺めはいいのですが、とにかく雪道に慣れないと歩くのがつらい。
新雪を踏んでしまうと足がずっぽりと沈み、下り坂になると、怖くて足がすくみます。
とにかくあまり景色を楽しむ余裕はなく、他の人より(きっと)何倍も時間がかかり
やっとみくりが池温泉の建物を見ることができました。
久々の相部屋体験! 宿泊代金の支払いは現金のみなので要注意!
到着したみくりが池温泉は、「日本一高所の天然温泉」として知られている山小屋。
山小屋に泊まるのは、学生の時以来です。
ここには個室もありますが(テレビ、トイレ、浴室、浴衣、アメニティなし)、今回申し込むのが遅くて2階の相部屋になりました。
オコジョがみくりが池温泉のマスコットかな。昼食をほとんど食べていないので、夕食は早い時間にお願いしました。
料金は、大人3人1泊2食&入湯税つきで合計33,400円。ウェブ予約ではなかったので現地決済となりましたが、クレジットカードが使えないと知りびっくり!
現地では、宿泊料金はじめすべて現金決済のみなので注意しましょう。公式HPのFAQにも、
残念ながら、クレジットカードは使用できません。現金のみとなっております。ATMは山の上にはありませんのでご注意下さい。 と書かれていました。他のグループでも現金の持ち合わせがないメンバーがいて、グループ内で融通しているのを見かけました。
相部屋はこんな感じ。2段ベッドですが、運よく下段のベッドになりました(上段は怖い)。
ちゃんとコンセントも2つ付いています。やや遅めで不安定な時もありますが、ベッドの中でもWi-Fiが使えたのはとてもありがたかったです。
また、ひそかに心配していたトイレですが、館内5ヶ所にあって個室の数も多く、ほとんど洋式トイレでウォッシュレットもあったので、とても助かりました。
ただ、夜中にいびきをかく人がいるかどうかは運次第。こればかりは自分のことはわからないし、お互いさまと我慢するしかなさそうですね。
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