タクシー運転手さんお勧めの羽咋市の名所・千里浜なぎさドライブウェイ
2021年6月、初めて石川県の能登半島を訪れ、七尾駅前からタクシーを利用してあちこち観光しました。
志賀町(しかまち)の能登金剛、輪島市門前町の天領黒島地区や總持寺祖院(そうじじそいん)を見学し、最後の訪問先となったのは、能登半島の西の付け根部分になる羽咋市(はくいし)です。
羽咋市といえば、何が最初に思い浮かぶでしょうか。私は「UFOのまち」なのですが(コスモアイル羽咋という宇宙科学博物館があり、UFOにまつわる展示もあるそうです)
前回ご紹介した氣多大社(けたたいしゃ)も羽咋市。
タクシーの運転手さんお勧めの名所は、千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイという場所でした。日本で唯一、一般車両(バス含む)でも砂浜の波打ち際を走行できる全長約8kmの道路があるというのです。面白そう!
氣多大社からは、タクシーで10分ほどの距離。
ドライブウェイの北端・能登千里浜レストハウスを過ぎると
広々とした砂浜が、目の前でした。何だか車のCM撮影現場みたいです。絵になるなぁ。
天気が良くて本当によかった! 雨だとちょっと悲しいかも。
他の車とも何回かすれ違います。とても爽快感があって、人気観光地なのがよくわかります。今回は時間の関係で、端から端まで約8kmのドライブはできませんでしたが、短い距離でも楽しめました。
映画のワンシーンみたいに、砂浜を走れるなんて最高! 私は免許を持っていませんが、ここで運転できたら本当に面白そう。夕焼けを見ながら走るのもいいですね。
普通は砂が多いとタイヤが沈んでしまいますが、この海岸の砂粒は、一般的な砂の半分程度ときめ細かいので、海水を吸うと舗装道路のように硬くなるのだとか。でも最近はダム建設によって砂の供給が減り、波による浸食作用もあって通行止めになることも多いとか。この2か月前に、大規模な養浜工事が完了したばかりだったのです。
ちなみにこの辺りは夏本番には海水浴場としても賑わうため、車線がロープで区分けされ、駐車禁止や速度制限の道路標識が設置されるそうです。見てみたいな。
能登大橋経由で和倉温泉・加賀屋へ
私たちの旅もいよいよゴールが近づきました。最終目的地は、今日の宿泊先・和倉温泉の加賀屋です。
運転手さんが、せっかくだからと、近くの能登島大橋を渡ってくれました。
能登島大橋は、七尾湾に架かる石川県で最も長い橋。
全長1,050mで、七尾市の和倉温泉地区と能登島を結んでいます。
橋の最も高い部分は、海面からの高さ24m。1982年に開通しました。今回の旅行では能登島に行く時間は残念ながらないのですが、美術館や水族館があるようです。
橋を渡ってまたUターンして、和倉温泉の加賀屋へ。あの高い建物かな?
ここは「湯元の広場」。傷ついた白鷺が、温泉で傷をいやしているのを漁師が発見したという伝説がモティーフになっていました。
この広場のすぐそばに、加賀屋はありました。よく写真などで見る、従業員の方たちがずらりと並んでのお出迎えではありませんでしたが(特に到着時間も連絡してない)、玄関にいた男性が丁寧に出迎えてくれました。
次回からは、加賀屋での宿泊体験記になります。どうかお楽しみに。
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