冬の室戸岬5  乱礁遊歩道を歩く(後編) 「日本八景」室戸岬 灌頂ヶ浜の朝日とアコウの木

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日の出の太陽を求めて室戸岬を歩く

2023年12月28日、1日1本しかない徳島バス大阪発室戸岬行のバスに6時間揺られ、空海が悟りを開いたという御厨人窟(みくろど)や乱礁遊歩道を散策して、室戸岬の地形の不思議や大地のパワーを感じることができた私たち。

冬の室戸岬4  乱礁遊歩道を歩く(中編) 中岡慎太郎と奇岩と日没を満喫!

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冬の室戸岬3  乱礁遊歩道を歩く(前編) 不思議な岩がいっぱい! 海岸隆起も実感

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冬の室戸岬2  青年大師像と御厨人窟  弘法大師空海ゆかりの地を訪ねて

2024年1月5日

岬観光ホテルに1泊したので

翌朝に日の出を見たくて、宿の近くの海岸に出てみました。

ほのかに明るい海岸の奇岩の間には、潮だまりができています。

この辺りからは東の空がよく見えるのですが、雲が水平線上にかかっていて、日の出を見ることが難しそう。

仕方ないので、場所を変えようと岬の先端へ向かいました。

車道を歩いていて見つけたのが、この道。室戸岬灯台への道でもあり(20分かかるそうです)、四国八十八か所霊場第24番札所の最御崎寺(ほつみさきじ)への「へんろ道」でもあります。「へんろ道」を初めて見ました!

ここを通り過ぎると、昨日も訪れた月見ヶ浜。でも太陽が昇る気配がありません。

「日本八景」に四国で唯一選ばれた室戸岬

仕方がないので、さらにどんどん進んでいくと、岬の先端部分に来ました。

1927(昭和2)年に東京日日新聞・大阪毎日新聞主催で選ばれた「新時代」にふさわしい「日本八景」に、四国から唯一選ばれたのが、この室戸岬(詳しくはこちらをご覧ください)。大阪の旅行クラブが建立した石碑がありました。

中岡慎太郎(ここから車で45分ほどの安芸郡北川村出身)の銅像や

昨日日没時に登った展望台も、岬の先端部分にあります。

鯨も歓迎してくれました。

昔懐かしいポスト。土産物屋さんもどんな感じなのか、営業している様子を見てみたかったな。

灌頂ヶ浜の朝日

室戸岬先端部分の浜は、灌頂ヶ浜(かんじょうがはま)と呼ばれています。

空海が、仏と縁を結ぶ灌頂の儀式を行ったことに由来するとか。

そのせいか、奇岩の上には、小石が積まれていました。

空海ゆかりの地というよりも

なんとなく、賽の河原っぽい。なぜこんなに、小石が積まれているのでしょうか。また謎が増えました。

そうこうしているうちに、朝日が雲の間から、やっと顔を出してくれました。

神々しい!

今日もいいことがありますようにと、思わず朝日に祈りました。朝日も夕日も見ることのできる室戸岬は、やはり1泊する価値があると思います。

天然記念物「アコウ」の木

室戸岬で忘れてはならないのが、自生する亜熱帯植物。

中でもアコウ(榕)という植物は、枝がどんどん横に伸びています。「室戸台風」「第二室戸台風」など、台風の名前にも登場する室戸岬ですが、木の高さを低くすることや

根がまるでタコの足のようにあちこちに伸びて、岩に絡ませることで、台風の被害を最小限にとどめているようです。植物もなかなか賢い!

面白い地形や植物、そして絶景と出会えた室戸岬。またいつか、室戸岬の灯台や、岬にある四国霊場の札所にも行ってみたいなと思いました。

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