昭和9年に建てられた本館和室
2023年12月28日(木)に室戸岬を訪れた私たちは、室戸岬に1泊しました。利用したのは、岬観光ホテル。
私たちがバスから降りた「大師像前」の次のバス停(室戸岬方面)「岬ホテル前」が、最寄りのバス停です。
私たちの宿泊プランは「おまかせ和室(本館または新館)」で、【朝が早いお遍路さんにオススメ!】四国八十八ヶ所めぐり応援!
玄関を入ると、重々しいこのプレート。
1934(昭和9)年に建てられた木造二階建のホテルは、切妻造妻入で、西面に玄関ポーチを出すなど洋風の外観ですが、客室は畳敷きの和室という和洋折衷のスタイル。
そして「おまかせ和室」というのは、古い方の本館で、バス・トイレ無しの2階の和室でした。
不便さも、見方を変えれば面白い
案内してくれた宿の奥様が、しきりに「不便なことも多いけれど、古い建物だからがまんしてね」と言ってくれました。まず一番困ったのが部屋の鍵。鍵を差し込んでぎゅうぎゅうねじ込んでいくのですが、1回しか成功せず(しかも成功するまでが長かった)、早々に鍵をかけるのは諦めました(貴重品は身に着けて外出)。
トイレも共用で、2階にも男女とも洋式トイレはあるのですが、ウォッシュレット付きトイレは、男女とも1階にしかありません。お風呂は1階で、夜のみの利用です。
そして窓から海は見えません!(隣の新館や、緑の山々は見える) セールスポイントの「室戸岬の海を一望♪」は一体何なんだと思いましたが、まぁ、私たちは1日目は日没まで岬をうろうろ観光していたので、アウトドアで海は良く見えたし、
夜になったらオーシャンビューもマウンテンビューも、外が暗いから同じです。
部屋から朝日が見えないのは残念だけれど、私たちは朝日を見るために朝、散歩に出たのでこれも関係なし。
ちなみに新館は全てオーシャンビュー。全てトイレも付いていますが、値段も高いので今回はこのプランです。
レトロなテレビとコンセント事情
面白かったのがテレビ。テレビ台に「SANYO」とあったので、夫がびっくり。なんと懐かしい!
テレビは東芝製でしたが、リモコン操作に手間取ったり、チャンネル数が少なかったりしました。
コンセントも少ないのですが、トリプルタップがついていて、何とかスマホやモバイルバッテリーの充電はできました。私もいつも宿泊時には、念のために1つトリプルタップを持参していたので、助かりました。
Wi-Fiは(ややスピードは遅いですが)つながります。客室にあったお茶は、高知らしい煎茶。
廊下には共用冷蔵庫があり、食料など持ち込み自由というのも面白かったです。
次回は食事やお風呂についてご紹介します。どうかお楽しみに。
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