室戸岬から路線バスで『らんまん』ロケ地の伊尾木洞へ!
2023年12月29日(金)、高知旅行2日目はお世話になった室戸岬の岬観光ホテルに別れを告げ、安芸市の伊尾木洞へ。昨年のNHK朝の連続テレビ小説『らんまん』で、オープニングシーンのロケ地となった場所です。
乗車したのは路線バスの安芸・室戸世界ジオパーク線(高知東部交通)。ホテルから「室戸岬」バス停まで歩き、室戸岬を最後にもう一度見てから、8:28発のバスに乗りました。
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バス停の標識がかわいい! バスは広い広い室戸市を抜け、奈半利町、田野町、安田町(土佐鶴酒造のある町)を経て安芸市に入りました。私たちはこの日のグーグルマップのお告げに従って「園芸連前」で下車しましたが、
次の「伊尾木学校前」で下車した方が断然近いと、後でわかりました。
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洞窟に行くのに山道ではなく、この道でいいのか不安になった頃、道標があり一安心。
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まもなく住宅街の中に、突如現れた洞窟! これが伊尾木洞入口です。案内板には「へび注意」と書かれており、少し緊張が走りました。マムシが出るそうです。なお、伊尾木洞駐車場内にある観光案内所では、マムシ対策として長靴を貸してくれます。詳しくはこちらをご覧ください。
ひんやり暗い洞窟は別世界への入口
この日はかなり暖かい日だったのですが、洞窟の入口からは冷たい空気が流れてきました。
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年間を通じて、20℃ほどのひんやりした空気がたちこめているそうです。
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勇気を出して洞窟の中へ! 洞窟の高さは5m、幅は約3m、全長は約40mです。この洞窟は周辺が海だった頃、波の浸食により出来た天然の海食洞なのだとか。
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出口が見えてきました! まるで別世界への入口のようです。
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実際、洞窟を出ると、このような緑の景色がいきなり目の前に出現しました。
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ついさっきまでの住宅地とは全く違います。
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ここはシダ植物の宝庫だったのでした。シダ植物が多いと、まるで恐竜が暮らしていた中生代の世界みたい。ジュラシックパークやロストワールドの世界も、こんな感じだったのかな。
滝まではちょっとしたアドベンチャー
私たちは、ドラマでも登場した滝を目指すことにしたのですが、
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滝に行くには、小川に沿って進まなければなりません。洞窟から滝までは400mほどですが
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飛び石を何度も渡ったり(私はとても苦手)
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ロープを伝いながら道幅の狭い道を通ったり(秘境感満載!)
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極めつけは、このはしご! 私にとってはかなりのアドベンチャーでした。トレッキングシューズを履いていたのですが、かなりの大苦戦。
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そんな苦労の甲斐あって、やっと滝に到着!
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倒木や緑のシダが、とても幻想的でした。来てよかった!
ジェラシックパークから現実世界に引き戻されるとき
さてこの異世界のような渓谷ですが、時折、飛行機の轟音が上空から聞こえてきます。
高知龍馬空港を10時台に離発着する飛行機が、伊尾木洞の上を飛んでいくのでしょうか。ジェラシックパークの世界から、一気に現実世界に引き戻されます。これさえなければ、本当に異世界なんだけどな。
伊尾木洞に入った時は私たちだけだった観光客も、私たちが戻ろうと渓谷から洞窟へ向かう時にはかなりの数になりました。やはり『らんまん』効果でしょうか。
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くれぐれも歩きやすい運動靴もしくはトレッキングシューズで、神秘の洞窟や渓谷を楽しんでくださいね。
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