突如出現する謎の金ぴか御殿・「海津迎賓館」
2024年4月11日(木)、読売旅行の
【大阪市内ルート発】 湖北さくら名所・海津大崎・長浜豊公園・風車街道・ぐるっとびわこ周遊 というツアーに参加しました。
長浜市の豊公園(ほうこうえん)の桜を見て、Sekigahara花伊吹(岐阜県関ケ原町)で昼食を済ませた後は、
再び滋賀県に戻り、海津大崎へ向かいます。
海津大崎は、琵琶湖の西岸・高島市にある桜の名所。バスは海津天神社前の駐車場に停まるので
駐車場から海津大崎まで、歩いて往復しなければなりません。自由時間は14:20~15:50の1時間半(90分間)。でもグーグルマップによると、片道42分。全然余裕がありません。しかも途中までは、添乗員さんの先導でぞろぞろ歩いて行くので、時間がどんどん過ぎていきます。
そんな中、突如現れた「海津迎賓館」という謎の建物。いい目印にはなるのですが、あまりにも周囲の町並みとミスマッチ過ぎる。
幕末~明治の実業家・井花伊兵衛の屋敷だったらしいのですが、以前は金ぴかではなかったようです。一体、だれがいつ何のために、こんなに金ぴかにしたのかな? 詳しくはこちらをご覧くださいね。
あまりにも短すぎる自由時間 海津大崎まで行けるのか?
添乗員さんと別れて、ようやく自分たちのペースで歩けるようになり
本格的な桜並木も始まりました。約800本のソメイヨシノが、琵琶湖岸約4kmにわたって続いています。
車道を歩いて桜並木を見ることもできそうですが
歩行者専用の湖岸遊歩道の方が、安全に花見ができそうだと思ってそちらに行ってみました。
歩きやすい道もあるのですが、時々波をよけながら歩いたり、道が細くなっている場所もあったりして、歩きにくいです。かなり靴が濡れてしまいました。
でも湖岸に広がる並木を見ていると、そういう災難も忘れてしまいそう。よく旅行のパンフレットに紹介されているような景色が広がります。
カヌーの姿や
琵琶湖を周遊する観光船も見えました。でも湖岸を歩いていると、大型船の曳き波がすごい! この日は水位も高かったので、場所によっては、かなりの冒険気分を味わうことになりました。
この辺りは岩礁も多く、これは「義経の隠れ岩」。兄の源頼朝に追われた義経主従が、北陸に落ち延びていく際、ここに隠れて追っ手を避けていたそうです。謡曲『安宅』の中にも登場するのだとか。
湖岸を行けども行けども、なかなか海津大崎につきません。湖岸を歩いて花見するのもいいなと思ったけれど、遊覧船やバスに乗って桜並木を見る方がよかったかもと考えてしまう始末。
ヨットも見えますが、この辺りからだんだん湖岸が歩きにくくなり、結局車道へ戻ってきました。
あそこに見えるのが、どうやらゴール地点の海津大崎。実はこの時、時刻は15:17です。残された時刻は33分しかない! 果たして無事に時間までに帰れるのか。どうか次回をお楽しみに。
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