NHK大河ドラマ『光る君へ』は、今日から舞台が越前になる様子。越前は現在の福井県で、特に紫式部やその父・藤原為時が暮らしたとされる福井県の越前市武生(たけふ)は、かなり盛り上がっています。
紫式部が、京都以外で暮らした唯一の地とされる越前市武生。どんな場所なのか、2023年8月末に訪れたので、ご紹介しましょう。
「紫ゆかりの館」へはタクシーで 500円定額タクシー「迎車でGO!」
私たちがまず目指したのは、「紫ゆかりの館(紫式部と国府資料館)」。
武生駅(私たちが訪れた時には、まだ新幹線は開通していません)からは少し離れており、
歩くと40分近くかかるので、タクシーに乗ることにしました。武生駅からは、市民バス「のろっさ」(市街地循環南ルート)に乗って「紫式部公園」で下車してもいいのですが、
残念ながら、到着した電車との接続がよくなかったのです(時刻表はこちら)。
駅前には、もう紫式部ののぼりが!
そして駅前から丸越(まるこし)タクシーに乗って行先を告げると、運転手さんが思いもかけない情報を教えてくれました。それが「迎車でGO!」という500円定額タクシー。紫式部公園まで、500円で行ってくれるというのです。これには大感激!。
ただしタクシーチケットを購入しなければならない(帰りにタクシーを使うなら、帰りの分も)ということで、JR武生駅前(センチュリープラザ内)の越前市観光・匠の技案内所へ寄ってくれました。
そこで帰りの分も含めてチケット2枚を1,000円で購入し(PayPay決済可能)、パンフレットも受け取って紫式部公園に隣接する「紫ゆかりの館」へ!
時間もお金も節約できて、本当に良かったです。
乗降可能場所は、駅や観光名所だけでなくショップや飲食店も!
この500円定額タクシーは、パンフレットに掲載されている5社のタクシー会社を利用する必要がありますが、駅や観光名所だけでなく、パンフレットには乗降可能場所として、観光客がよく立ち寄りそうな宿泊施設、ショップ、飲食店もリストアップされているので、とても使い勝手がいいのです。
そのため私たちは、帰りのタクシーチケットで、紫ゆかりの館からボルガライスの名店・「ヨコガワ分店」までタクシー利用(親切にしてもらったので、帰りも丸越タクシーにお願いしました)。
徒歩だと30分近くかかるのですが、タクシーだと10分足らず。店の前までしっかり案内してくれたので、迷うこともなく大助かりでした。
2024年度も、越前市で500円定額タクシーに乗ろう!
車がない観光客にとても優しい越前市のこの制度ですが、引き続き2024年度も実施されています(予算総額に達し次第終了 詳しくはこちらをご覧ください)。
2024年度は、大河ドラマ館も乗降可能場所&タクシーチケット販売場所として加わるなど、より便利にパワーアップしているようです。また、大河ドラマ関係以外の越前市の観光名所にも対応しています。越前市にお越しの際は、利用を検討してみてくださいね。
コメントを残す