チェンマイ郊外のワット・プラタート・ドイ・ステープ参拝(後編) 黄金の仏塔がまぶしい!

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謎の羊を発見! 意味を知った時にはすでに遅し

2024年5月3日(金)、チェンマイ観光2日目です。チェンマイ旧市街からソンテウ(乗り合いタクシー)に乗った私たちは、まず山の中腹にあるワット・パーラートを見学し

朝のチェンマイ旧市街から、ソンテウで山中の静寂な寺院ワット・パーラートへ

2024年6月17日

その後、ステープ山山頂(標高1,080m)に建つ寺院ワット・プラタート・ドイ・ステープへ。見学時間はざっくり1時間15分ほどです。展望テラスを見た後は

チェンマイ郊外のワット・プラタート・ドイ・ステープ参拝(前編) 306段の階段を上って展望テラスへ

2024年6月19日

境内有料エリアの見学ですが、よく見ると、靴を脱ぐ必要のあるエリアと、靴のままでも大丈夫なエリアがありました。まずは靴のままでも大丈夫なエリアを見学。

美しい建物や

仏像もあったのですが

鐘や

銅鑼など、儀式に使う楽器類が目につきました。

そしてもう1つ気になったのが、可愛いこの羊。どう見ても羊だけど、なぜここに? 『地球の歩き方』にも何も載ってない。でも後でネットで調べてみると、面白いことがわかりました。

この寺院は、干支で未(ひつじ)年の人が巡礼に訪れるべき場所だったのです! 夫は未年なので、巡礼に来れてとても良かったのですが(特に未年生まれの人はご利益があるらしい)、参拝の仕方には決まりがあるようです。もう少し早く知っていたら、正しい参拝方法でご利益も倍増したかも。

黄金の仏塔や日傘がきらめく回廊内部へ

いよいよ靴を脱いで、境内の中の中心部・回廊内部に入ります。

目に入ってきたのは、黄金の仏塔! 後で調べたところ、この仏塔(高さ22m)には仏舎利(お釈迦様の遺骨)が納められているのです。そのためこの寺院は、タイ北部で最も神聖な寺院の1つ。

さらに調べると、1383年(日本では、室町幕府3代将軍足利義満時代)、ランナー王朝6代目の国王・クーナー王によって建立されたとわかりました。仏舎利を安置するため、白いゾウの背中に乗せたところ、ゾウはステープ山に登り、3度鳴いて息絶えたとか。その場所に寺院が建立され、仏舎利もここに納められたのです。

黄金の仏塔のまわりを蓮の花と線香を携えて祈りを捧げながら時計回りに3周し、その後線香と蓮の花をお供えするのが、正しい参拝作法なのだとか。知らなかったな。この通りに参拝すれば、未年の夫の願いももっと聞き届けられたでしょう。

仏塔の脇には、黄金の美しい傘もありました。

きらびやかだし、外国人も含めた観光客は多いし、先ほど訪れたワット・パーラートと全く違う雰囲気に驚きです。

水とドリアンアイスキャンディーに癒される

靴を脱ぐ必要がある土足禁止エリアの回廊内には、仏像や礼拝堂も多く

タイの人々の敬虔な祈りを見ることもできました。

この寺院は標高1,080mにあるため、チェンマイ旧市街よりは涼しく感じられるのですが、それでも観光が続けば喉が渇きます。この回廊エリアでは無料で水のサービスがあり、とても助かりました。

再び靴を履けるエリアに出て、一休み。近くの売店に入ってみると、アイスキャンディーが売られていました。目に留まったのが、日本では(多分)絶対売っていないであろう、ドリアンアイスキャンディー。30バーツ(約120円)でした。安い!

開封すると、ドリアンらしい独特の臭いはありましたが(夫はこれが苦手)、アイスの味は濃厚で(ねっとりしている)、とても美味しいなと思いました。ドリアンを使った食品を初めて食べましたが、いつか本物のドリアン果実を食べてみたいです。

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