美しい緑の神秘的空間と、黄金の大仏が印象的なバンコクのワット・パクナームへ(後編)

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美形だった黄金の大仏を参拝

2024年5月5日(日)、長女の案内で、今日は1日バンコク観光です。ショッピングモール「ターミナル21」のフードコートで昼食、「Dahra(ダーラ) Spa」のSukhumvit(スクンビット)店で、ロイヤルタイマッサージ体験の後は、今回私たちがバンコクで一番行きたかった場所、ワット・パクナームという寺院へ向かいました。

美しい緑の神秘的空間と、黄金の大仏が印象的なバンコクのワット・パクナームへ(前編)

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いよいよワット・パクナームの拝観です。拝観料が無料なのがありがたいですが、拝観時間は8:00~18:00。私たちが寺院に到着したのは17時過ぎだったので、あまりのんびりもしていられません。

まずは、建物の隙間からでも見えた、黄金の大仏から。

大仏が正面に見える場所に来ました。どっしりと座っておられる黄金の大仏は、高さ69m、幅は40m。2021年に、約4年の歳月をかけて完成した、タイで3番目に高い仏像ですが、瞑想の姿勢で座っている仏像としては、世界最大の高さを誇るそうです。ちなみに日本が誇る鎌倉大仏は11.39m。世界遺産でもある奈良の大仏は14.7mだから、この黄金の大仏は、鎌倉大仏の6倍以上あるという計算です。全身を写真に収めるのも少し大変。

大仏の近くには、3ヵ国語で書かれた大きな看板。「盤谷市」ってどこの市かなと思ったら、バンコク市のことでした。漢字で書くとこうなるんですね。知らなかった。

エメラルド色の神秘空間

続いて訪れたのが、白い仏塔。8年の歳月と総工費約20億円をかけて、2012年に完成したそうです。故ラーマ9世と王妃の72歳の誕生日を記念して建設されたのだとか。

私たちが『地球の歩き方』で写真を見て、一目ぼれした部屋は、塔の5階にありました。

エメラルド色の、神秘的な空間。

中央に立つ塔は、仏舎利奉安塔。ガラスを積み上げて造られています。最前列の蛇神ナーガの装飾や、緑色に輝く蓮の花、そして最上部には小さな仏像が鎮座していました。この塔を右回りに3周すると、願いごとが叶うといわれています。

天井画は、仏陀の一生を表現した仏伝図と

宇宙の星々が描かれています。宇宙の星って、サファイア色の空に浮かんでいると思っていたのに、エメラルド色の空に浮かんでいます。でもとても美しい色なので、見ていて飽きません。仏様のいる浄土って、こんな感じなのかも知れませんね。

仏塔からの絶景も素晴らしい

仏塔5階のエメラルド部屋はとても幻想的なのですが、あまり涼しくないのが玉に瑕。

幸い拝観時間もまだ余裕があったので、仏塔5階の展望台に出てみることにしました。

ここからの展望も素晴らしいです。

大仏の後ろ姿からの眺望が、なかなかキュート。ウルトラマンの後ろ姿を思い出してしまいました。なかなか見ることができない景色を見ることができて、とても良かったです。

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