敦賀ヨーロッパ軒本店 昼の部ラストオーダーは13:40
2024年7月14日(日)、福井県敦賀市の氣比(けひ)神宮に参拝し、その後徒歩で敦賀港の「敦賀赤レンガ倉庫」や「敦賀鉄道資料館」を訪れた私たち。
敦賀鉄道資料館で見たDVDがとても面白く、ついつい時間を忘れてしまったのですが、実は私たちには、次に行かなければならない大事な場所があったのでした。本場のソースカツ丼を食べるために、敦賀ヨーロッパ軒本店に行かねば!
ますますひどくなる雨の中、がんばって15分弱ほど歩きました。
とても立派な(でもちょっと古い)このビルが目的地。
駐車場にはこの看板。
でも店に行ってみると、受付は終了していました。昼の部の営業は11:00~14:00だというのは知っていたのですが、ラストオーダーが13:40とは、私たちは知らなかったのです。
せっかく雨の中歩いてきたのに、ということで、長女が掛け合ってくれ、店側の温かい対応でギリギリ潜り込みました。本当にありがとうございました。
ドーンと豪快にやかんが載ったテーブルがあちこちにあり、とてもアットホームな雰囲気です。
ミニサイズでも食べ応えあり!
今回は長女の提案で、ミニカツ丼とミニパリ丼を注文。いずれも660円でとてもお手頃でした。
ミニサイズでも食べ応えがあるらしいというのが、長女の提案理由。
運ばれてきたのがこれ。左がミニカツ丼です。ご飯の上にソースのトンカツを載せたソースカツ丼(左)に対し、右は長女が注文した、メンチカツを載せたパリ丼。洋食風の名前を考えて「パリ丼」と命名したのかな?
丼はやや小さめですが、意外にご飯の量は多くて、トンカツには濃いソースがよくしみていて、とても美味しかったです。
ソースカツ丼の元祖らしく、有名人のサインがいっぱい!
このヨーロッパ軒という店は、1913(大正2)年、早稲田正門前近くの鶴巻町で操業。ご主人がヨーロッパで修業されたため、この店名になりました。帰国後、東京で開かれた料理発表会で創案のソースカツ丼を披露し、自店で売り出していたのです。ということは、ソースカツ丼の元祖かな?
関東大震災の後は福井に移り(総本店は福井市)、1939(昭和14)年にのれん分け第1号店として、敦賀ヨーロッパ軒本店が誕生したのだとか。
ソースカツ丼の有名店として、地元福井県出身の五木ひろしご夫妻はもちろん
多くの有名人が来店されたようで、その時の写真がぎっしり!
サイン色紙もぎっしり!
支払いは現金と店発行の食事券のみ、「〇〇割」は全て使えないなど制約もありますが、それを考えてもとてもお得で美味しい店でした。本当にありがとうございました。
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