オプションの立ち寄り先で、予期せぬ選択
2024年8月22日(木)、フィリピン旅行2日目は、タクシーでのボホール島半日観光です。最初にボホール観光の定番、ロボック川ランチクルーズ(Rio Verde Floating Resto)でフィリピン料理のビュッフェを頂き、先住民族アティ族の音楽やパフォーマンスも見ることができました。
このタクシーツアーは、ランチクルーズと、世界最小のメガネザル(ターシャ)見学と、チョコレート・ヒルズという、定番の観光地は必ず訪れるのですが、その他にも希望すれば、オプションで選択肢の中から立ち寄ってくれるというシステムでした(タクシー料金には、入場料や食事代は含まれないので自分たちで支払う)。
バギー体験や巨大ニシキヘビ見学、蝶の施設などの選択肢があるのですが、いくらなんでも巨大ニシキヘビに行くことはないだろうと思っていたのです。ところが夫は、ニシキヘビに興味津々! ニシキヘビに触れるそうなのです。オプショナルの目的地は、巨大ニシキヘビになってしまいました。
私は断然、ニシキヘビよりきれいな蝶の楽園の方がいい!と抵抗したのですが、彼に言わせれば、蝶よりニシキヘビの方が断然面白そう(あくまでも個人の見解です)なのだとか。私が、蛇は怖いし苦手で嫌いと抵抗すると、動物を見た目で判断してはいけないなどと説諭され、泣く泣く巨大ニシキヘビを見に行くことになりました。
巨大ニシキヘビはおとなしかった
例によって準備不足で、巨大ニシキヘビは何という施設にいるのかも知らず、タクシーの運転手さんにお任せでたどり着いたのは、Xzootic Animal Parkという施設。
ランチクルーズの乗船所からは、車で5分ほどの近い距離でした。入場料は、1人100ペソ(今日のレートで252円)だから、日本の動物園に比べると、段違いに安い。
園内に入ると、いきなりニシキヘビがお出迎え。ビルマニシキヘビのサマンサ(雌?)の剥製で、享年15歳。体重は200kgだそうです。
そして床には、生きたニシキヘビがごろごろ。黒いのと、日本なら「神の使い」と崇められそうな金色の蛇(=白蛇?)もいました。皆おとなしく(目つきも怖くない)、あまり動きません。お腹いっぱいなのかな?
女性スタッフから、触ってもいいと言われ、勇気を振り絞ってそっと触ってみると、まるでワニ革の財布やバッグのような手触りでした。爬虫類だから、似ていて当然なのですが。
平日のためか、あまり観光客もおらず、女性スタッフも積極的に、蛇を首に巻けなどと勧めてきません(別料金必要?)。たくさんの見知らぬ人に触られたり、首に巻かれたりして、蛇もいい迷惑なのかもしれません。
昔の日本の動物園を思い出す
ニシキヘビ以外にも動物はいて、ニシキヘビは(今だけ)広い場所でのんびりしていましたが、他はちゃんと檻の中で飼われていました。
黄色や緑のインコや
クジャク
ワニ
そしてコピ・ルアックという高級コーヒーを作るのに欠かせないジャコウネコ! 夜行性なので寝ていました。ネコというより、タスマニアデビルに似ている寝顔でした。
後で知ったのですが、この施設は、ネットではかなり評価が厳しいようです。昔の日本にもよくあった、規模の小さい動物園。ニシキヘビを含め、どの動物もストレスなく過ごせていたらいいなと思いました。
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