ロボック川上流にあるターシャ観察区域へ
2024年8月22日(木)、フィリピン旅行2日目は、タクシーでのボホール島半日観光です。最初にボホール観光の定番、ロボック川ランチクルーズ(Rio Verde Floating Resto)でフィリピン料理のビュッフェを頂き、先住民族アティ族の音楽やパフォーマンスも見ることができました。
巨大ニシキヘビのいるXzootic Animal Parkという施設で、勇気を振り絞ってニシキヘビを触った後は
世界最小のメガネザル(体長10~12cm、体重120gほど)といわれる「ターシャ」を見に行くことに。森林破壊と密猟で、現在絶滅危惧種になっているそうです。
ターシャを観光客が見ることができる施設は、ボホール島に2つあるらしく、私たちが訪れたのはそのうちの1つ・ボホール・ターシャ・コンサベーション・エリア(ターシャ観察区域)という場所でした。
多くのツアーに組み込まれている定番観光地らしいです。巨大ニシキヘビのいた動物園もロボック川上流でしたが、それよりもさらに上流へと、タクシーは進んでいきます。最近の台風の被害なのか、道が荒れていて工事中の場所も多く、加えて雨季らしい土砂降りの雨が降ってきました。かなりすごい雨で視界も悪くなり、ガードレールなどが整備されていない、工事中の部分が多い山道を走るのは、少しスリリングでした。
寝ているターシャを発見! でもいい写真は撮れず
土砂降りの雨が、やや小やみになった時に、運よくターシャ観察区域に到着できました。
入場料は1人300ペソ(今日のレートで761円)です。さすがボホール島の人気観光地。先ほど訪れたニシキヘビ動物園の3倍でした。ボホール島のマスコットになっているだけのことはあります。
ちなみに旅行前に購入した『地球の歩き方フィリピン』最新版では、セブ島やボホール島含むビサヤ地方のインデックスアイコンは、小さなターシャのイラストでした(紫の下の小さな絵です)。
施設に入ると、ターシャの巨大人形がお出迎え。なんとなくE.T.に似てる、少し顔が怖い人形でした。
時折強く降る雨を気にしながら、広い園内を歩きます。ターシャはとても繊細な動物で、ストレスを感じると、自分で樹木に頭をぶつけて死に至ることもあるのだとか。フラッシュ撮影や大声は禁止されていましたが、小さな子供(フィリピン人?)が大声で泣いてだだをこねる場面もあり、ひやひやしました。
所々で女性スタッフがいて、ここにターシャがいるのかな?という目印になっていました。ただ、なんとなくいそうだなというのはわかるのですが(指は辛うじてわかる)、暗くてよく見えない。寝ているみたいで、顔もわかりません。肉眼でよく見えないので、写真もうまく撮れませんでした(娘はiPhoneで、いい写真を撮っていました)。
まぁ、入場チケットの半券には、しっかりプロが撮影したターシャの写真があるし、観光客のためにターシャグッズ充実の売店も用意されています。女性スタッフに頼んでカメラを渡せば、近くからターシャの写真を撮ってくれるという情報もありました。頼んでみても良かったかな。
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