2024年10月10日は、特別な日だった!
2024年10月10日(木)、ベトナムの首都・ハノイを初めて訪れることができました。
ハノイ旧市街にあるサンラインホテルにチェックインした後、旧市街にある「バインミー25」で、ベトナム風サンドイッチのバインミーで夕食を済ませた私たちは
夕闇迫る夜の旧市街から、
ホアンキエム湖周辺を散策することにしました。
歩いてみて気が付いたのが、国旗があちこちに掲げられていること。
そして所々で目にした、10月10日の日付が記されたモニュメントやポスター。
一体今日は、何の日なんだろう?と思って、このあと少し調べてみました。するとこの日は「首都解放の日」と呼ばれる特別な日だということがわかりました。
第二次世界大戦後の1946年、フランスの植民地だったベトナムは独立を目指してフランスと戦い(中心はホー・チ・ミン率いるベトナム共産党)、1954年10月10日、フランス軍が首都ハノイから完全撤退し、ベトナム人民軍がハノイに入城しました(戦争自体は1954年5月7日のディエンビエンフーの戦いでフランス軍が大敗し、7月21日のジュネーヴ協定で終結しています)。
ハノイでは、約100年にわたるフランス支配が終止符を打った日だとして、休日にはならないまでも、ハノイ市内のあちこちに国旗が掲揚され、ちょっとしたお祭りムード(ハノイ市だけ)。
そしてなんと、今年は首都解放70周年という、特別な節目の日だったのです! 私たちは10月10日と言えば、「1964年の東京オリンピック開会式実施日が由来となっている体育の日だったよねー」という思い出がありますが、ハノイでも特別な日だったのです。
ホアンキエム湖から少し南にあるハノイ歌劇場前など数か所には、特設ステージも設置されていました。
ホアンキエム湖周辺は、夜景も美しい
特別な日だったので、60周年の時と同様、この日の夜にハノイ市内30ヶ所で打ち上げ花火を実施する予定だったのですが、9月上旬にベトナム北部を襲った台風11号の被害がハノイ市内でも大きく、花火は中止になったそうです。
それでもホアンキエム湖周辺の夜景はとても美しくてきらびやか(これが普通?)。
道行く人たちもとても楽しそうで、湖周辺では歌ったり踊ったり、そぞろ歩きを楽しむ人たちでいっぱい! お祭りだから? いつもそうなのかな?
ひときわ目を引くのが、この赤い橋。
ライトアップがとても鮮やかでびっくり! 暗い湖面に、とてもよく映えています。
塔もライトアップされていました。
この橋や塔は、ホアンキエム湖第一の観光名所、玉山祠(ぎょくさんじ)という寺院。門に漢字がたくさん書かれており、塔のスタイルも中国風。ベトナムは、隣国中国の影響を受けているのだと、改めて感じます。今夜はもう疲れているから拝観は断念しましたが、時間のある時にぜひ行ってみようと思いました。
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