朝から大にぎわいのホアンキエム湖
2024年10月11日(金)。ハノイ滞在2日目。今日は夫が注文してくれたVELTRAのツアーで、ハロン湾に行く日です。
サンラインホテルで朝食ビュッフェをしっかり食べた後
朝のホアンキエム湖周辺を散策しました。昨日の夜も、ホアンキエム湖を散策し、夜なのにとても歩いている人が多いのに驚いたのですが
朝も人がたくさんいました。
日本でも、朝の公園でラジオ体操をしている地域の方々がおられますが、ホアンキエム湖でも、朝からダンスをしたり、体操や太極拳などを行っているグループを見かけました。
昨日気が付かなかった、首都解放70周年を祝うモニュメントがいっぱい!
特に70周年に関係なさそうなモニュメントもあるのですが
道路には国旗が何本も掲げられ
今日もまだまだお祭りムード。
昨日も気になっていたのですが、今日もベトナムの民族衣装・アオザイを着用している人達がかなり多い!
国旗の色と同じような、おそろいのアオザイを着用しているグループもあれば、
思い思いの色のアオザイを着用して、記念撮影しているグループも。アオザイ着用の人たちを、ハノイで初めて見ましたが、チャイナドレスにも似て、とても素敵だなと思いました。
今回の旅行は、たまたま「首都解放70周年」に遭遇してしまったのでいつもより華やかなお祭りムードだったのかもしれませんが、例年ハノイの美しい秋の時期には、美しいアオザイを着用してホアンキエム湖周辺での写真撮影をする女性たちが多いのだとか。
ハノイを都に定めたリー・タイトーの像
私たちはハノイ旅行に行く前、『世界ふれあい街歩き』というNHKの番組で「花咲く不屈の都ハノイ」という回を見ていました。
その中で印象的だったのが、地元の人から愛されていたリー・タイトー(李太祖)の像。ベトナム李朝の初代皇帝である彼は、1010年に都を山中の要害ホアルー(華閭)から、紅河(ホン川)デルタの中央、交通の要衝である唐代の安南都護府(辺境警備や周辺諸民族の統治のため、唐が設置した軍事機関)があった場所に移し、タンロン(昇龍)と名付けました。これが現在のハノイです。
伝説によると、彼の船団がこの地に近づいた時、黄金の龍が現れ、天高く飛び立ちました。皇帝はこれを吉兆として遷都し、タンロンと名付けたのだとか。ハノイに遷都した君主という点では、日本の京都における桓武天皇みたいなものかな。
ちなみにハノイが都になった1010年とは、今年度のNHK大河ドラマ『光る君へ』にも登場する藤原道長の長女・彰子が2人目の皇子を出産した年。この翌年、一条天皇は32歳で崩御。そういう年だったのですね。
ホアンキエム湖の近くに、銅像はありました。
とても大きな銅像で、中国風の衣装を着ているので、まさに中国の皇帝。とても威厳のある像でした。
この日もベトナム女性たちが、像にお祈りしていました。やっぱりベトナムの人たちには、彼は愛されているようですね。
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